【-U- underwater unit】潜水艦で海底、海上、空中の脅威とロマンを探索

海に眠る財宝…

それは一昔前には海底のお宝は海上を制する海賊が海賊船に乗りこぞって奪い合った海のロマン。

しかし化学が発達した現代では海賊が制していない未知の領域…海底を制するものが現れた。

それこそ「潜水艦」。

今回紹介するレトロゲームはそんな海底の怪物「潜水艦」で探索&シューティングが楽しめる静かな海底には似つかわしくない壮大なゲームです。

パッケージもデザインが良い!

あえて後ろから潜水艦を写し、潜水艦ボディの十字とプロペラの黄金比…

タイトル販売元開発元発売日フォーマットアーカイブス
-U- underwater unit表紙 -U- underwater unit裏表紙

・-U- underwater unit(ユー・アンダーウォーターユニット)

ジャンル探索型潜水艦シューティング

プレイ人数1人

・アイレムソフトウェアエンジニアリング(株)

・RACJIN

・2002年5月2日

・PlayStation2(プレイステーション2)

・無

アクアノートの休日」や「青の6号」などの探索要素とアイレムが開発した「海底大戦争」の潜水艦シューティングを合わせたような内容となっています。

本作のセールスポイント

・潜水艦なのに海中だけではなく空中の脅威にも立ち向かう意外なゲーム性。

・アイレムの名作「海底大戦争」アイレム自らをPS2という次世代ハードで3D化した遊び心満載のゲーム。

・潜水艦の機能をフルに生かしたゲームシステムと要素。

ストーリー

・超古代文明

紀元前に建造された遺産には、分布地域が異なるにもかかわらず不思議と共通する部分がある。

考古学者の中には、これらの遺産の主に対して同時並行的に影響を与えた高度な文明体が存在しているのではないかという説を唱える者も多い。

それが真実であるならば、果たして彼らの知はいかにして地球上から消し去られたのであろうか?

・異変

西暦2139年10月

突如として発生した大地殻変動は、人類に未曾有の危機をもたらした。

急激なマントル流の異常、マグニチュード10前後で打ち震える世界。

不気味なうなりと共に両断される大地…

そして地球の陸地は大部分が水没し、文明圏の殆どは海の藻屑と化した。

多くの人々が死に至り、生き残った者はかつての繁栄を夢見て弱肉強食の時代を生き抜こうとしていた。

・帝国軍

西暦2145年8月

水没後の世界では、水中三次元航行が可能な潜水艦が主な移動手段となり、その性能はめまぐるしく進歩した。

しかし、法無き世界でのテクノロジー進化は、新たなる野望に満ちた徒を生むことになる。

造船に特化した兵器企業体TWAは「メルギス帝国」を建国。

多数の潜水艦艦隊を組織し、残された領土から資源・食料の略奪を行った。

搾取に辟易した民衆は、「同盟軍」を打ち立て、帝国に立ち向かった。

・クロノス

双方の戦力は拮抗していたが、残存する大陸を多く占有する帝国の鉱物資源は同盟のそれとは比にならず、数の理論で同盟側は押される形となった。

同盟軍は孤高の科学者ラムフォード=デブンの提唱する新しい戦闘理論に基づき、帝国に対し、最後の戦いを挑もうとしていた。

-U- underwater unit説明書より

 

ストーリー攻略でも良し、お宝でも良しの自由度の高さ

本作のプレイヤーは与えられたミッションを受託してクリアしていく形式だ。

ミッションは「遺跡探索」、「駆逐戦の撃破」、「敵基地への奇襲」など潜水艦を生かしたミッションが取り揃えられている。

各ミッション条件を満たせばクリアと至ってシンプル。

探索といえばアイレムゲームの醍醐味であろうお使いゲームとはならずにそのジャンルならではの探索方法で発見する喜びを味わえます。

本作は潜水艦ということで索敵ソナーを使用し探索。

ソナーは障害物に当たったりすると反応する。

本来は障害物や敵を感知するために使用するが本作ではお宝探索にも使用できる。

海底といえば海に沈む秘宝、海賊船のお宝、古代の遺産などありとあらゆるロマンが眠っています。

海底は地底都市や遺跡など現実の海底とは違いちょっとロマンを全面にだした「海底がこんなところだとロマンあるよな」を全面にだしたマップとオブジェクトの作り。

ゲームだからこそ出し惜しみはせず「ザ・海底ロマン」を再現したマップはあきがこない。

潜ってお宝を見つける海底探索は宇宙を探検するような未知との遭遇!

-U- underwater unitお宝発見

普通に見たら何もないがソナーでは確実に何かがある反応!そんなところをミサイルで破壊すると…

-U- underwater unitお宝

わお!お宝!

というように「探索」し「探し当てて」、「掘り当てる」というお宝を見つける楽しみがフルに詰まったゲーム要素がこれだけでも潜水艦のゲームとしては当たりではないだろうか。

そんなゆるりと探索もつかの間、この世界には敵が存在します。

お宝横取りだーの海賊のノリではなく明確に敵が存在する。

-U- underwater unit古代兵器ボス

帝国軍や謎の古代兵器などこちらも現実とロマンが混同した世界観となっている。

こんなモアイの首から下が出てきたような敵も!

駆逐艦を撃破と書いてあるがそれもほんの序盤にすぎない。

巨大古代兵器や敵の基地への奇襲など潜水艦は変わらないが敵はどんどん巨大になっていく王道もちゃんと押さえている。

-U- underwater unit駆逐艦撃破

自由度は高く敵が現れようがなにしようが、目もくれず淡々とお宝探しもできる。

敵そっちのけで攻撃をかわしつつ探索されるのは敵さんにとって屈辱的でしょうね。

海底とゲームデザインにどっぷりと沈む

本作は戦闘機や戦艦でもなく海底から奇襲をかけたり探索を行うまさに海底に潜むモンスター「潜水艦」の役割を戦時中の要素を取り入れて再現されている。

-U- underwater unit潜水艦1

クリックすると拡大できます

-U- underwater unit潜水艦2

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-U- underwater unit潜水艦3

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あくまで戦時中の仕様なので「同盟軍」と「帝国軍」に分かれた敵対勢力が存在する。

-U- underwater unitカスタム画面

潜水艦はカスタマイズもできそれぞれのミッションにあった装備で挑むことができる

潜水艦はアクション性にストレスを感じさせないように実在の潜水艦より機敏に動くようになっているが、その挙動は非常にリアルでギミックも精巧に作られている。

-U- underwater unitモーター

潜水艦の形をしてただ移動やミサイルを打つのではなく、ちゃんとモーターは回転し泡は出て、ミサイル発射口の挙動などが再現されている

効果音、BGMも非常によく水の中ならではのこもった音とソナーな歯切れのよいレーダー音、海底の神秘を想像させる壮大だが沈んでいくような低音サウンド。

潜水艦アクションゲームを遊びやすさは邪魔をせずに「潜水艦らしさ」はしっかりと表現されている。

ぜひ癒しと探求心、刺激的なアクションを体験してほしい。

【海底大戦争】などで得た強みをPS2で新たな形としてユーザーに届ける意欲作

私は同社アイレムの「海底大戦争」が大好きです。

横スクロールアクションでマリオのように水中ステージのみでシューティングを行うものだとばかり思っていました。

しかしその期待は良い意味で裏切られました。

なんと海底外の敵を水面から狙い撃ちできるんです!

このステージ構成と潜水艦は海底だけというイメージを恐ろしいマニアックっぷりで新たな魅力にへと変えられたのが衝撃でした。

そんなアイレムから潜水艦3Dアクションがあると言うのです。

誰かに言われたわけではありませんが、丁度目に止まったゲーム。

今まで見たことないパッケージ。

いざ手に取ってみるとアイレム!しかもこの時アクアノートの休日などにもはまっていたので、これは買いだと即購入しました。

そしてなんとアクアノートの休日の潜水艦版を想像していた私の前には3D版海底大戦争があったのです。

-U- underwater unit空中爆撃1

本作は海底だけではなく上空の敵と対峙するミッションもあり、これを体験した瞬間「私の大好きなのきた…」と感動したものです。

2D版つまり海底大戦争より楽しくなったは表現が違いますが、3Dという新しい形で海底大戦争をそれもアイレムが実現してくれたことに感動したのです。

ユー・アンダーウォーターユニットの原点がこちらの作品
「海底大戦争」ステージ5-1

【海底大戦争】世界水没で地上を8割奪われた人類の反撃が始まる

2018年7月10日

まとめ

-U- underwater unit未知なるステージ

本作は「」というよりかは「海底」、「癒し」よりかは「ロマン」を主点にした作品である。

海の中というのは地上や空と違いどうしても行動が制限されてしまう。

特に人を操るゲームは海底だとうまく動けないし、海に入るイコール死みたいな海に入ると強制的にゲームそのものを続行させてもらえないものもある中で数少ない貴重な作品と言える。

アクアノートの休日など海の中で生態系のまったり観賞を行った人は今度は刺激的な海の世界で遊んでほしい。

行動は制限され、危険がいっぱい、だけどロマンもいっぱいな海底版インディージョーンズ体験をしようじゃないか!

今度は海底じゃなくて深海の潜水艦ゲーム出ないかな~もしくはどんな水圧にも耐えられるスーパーマンが主人公の「アクアマンの休日」とか…

アイレム 2002年5月2日

それでは次もね~

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