【BATSUGUN】派手に去っていった東亜プラン最後のシューティングゲーム

「BATSUGUN」タイトル

評価されているニッチなものは少数ながらもファンがいる。

しかし、少数のファンだけで支えられるほど甘くはない。

やはり少数の評価より大多数の売上もあってこそ続くものです。

いくらファンが惜しんでも、やはり応援や買い支えるものがいないと厳しい。

終わってしまったものは取り戻せないが、意思を引き継ぐことはできる。

開発者がもっとやりたかったことそれを実現するために誰かがバトンを受け取ることもある。

今回紹介するレトロゲームは最後のバトンを受け取って完成したシューティングゲームです。

タイトル販売元開発元発売日フォーマットアーカイブス
「BATSUGUN」表紙 「BATSUGUN」裏表紙

・BATSUGUN(バツグン)

ジャンルシューティングゲーム

プレイ人数1~2人

・タイトー(AC版)

・バンプレスト(SS版)

・東亜プラン(AC版)

・ガゼル(SS版)

・1993年(AC版)

・1996年8月30日(SS版)

・AC(アーケード)

・SEGA SATURN(セガサターン)

・無

本作のセールスポイント

・キャラクターごとのエンディングがある。

・演出が非常に派手で敵を殲滅する爽快感が楽しめる。

・SS版にはスペシャルモードが搭載されている。

ストーリー

遠い地球の果て…一つの惑星において革命が起ころうとしていた。

政府に反抗するグレイドバラン革命軍は、ついにイプシロン計画を実行。

革命軍はわずか9日間で政府軍の全基地を制圧した。

目的のためには手段を選ばない革命軍…

しかし政府軍には、もはや革命軍に立ち向かえる戦力は残されていなかった。

「このままやられてしまうのだろうか…」

だれもが希望を失いかけた時、政府に緊急通信が届いた。

偶然にもイプシロン計画の被害を受けていない海底秘密基地に、開発中の特殊戦闘機が残っているというのだ。

残された道はただ一つ…政府は、残存部隊の中からスカルホーネット隊を選択し、世界を救うべく最終作戦を発動することを決定。

しかし、この情報はすでに革命軍によって盗聴されていた。

海底秘密基地に向かうスカルホーネット隊…その後を革命軍が追う。

今まさに、世界の運命をかけた激しい戦いが始まろうとしていた…。

「バツグン」説明書より

 

伝説東亜プランが残した最後のシューティングゲーム作品

本作はシューティングゲームで有名な東亜プランから発売された最後のシューティングゲーム作品となります。

グラフィックデザイン、イラストは「BTOOOM!」の作者であり、本作のコミカライズも担当した「井上淳哉」が担当。

実はキャラクターの「ジーノ」の声優も担当しています。

本作ゲームシステムとして「レベルアップシステム」と「パワーアップシステム」があります。

それぞれが独立した能力向上システムとなっており、これらを使いこなすことが攻略のポイントとなります。

レベルアップシステム」は敵を倒すと経験値が入りゲージが溜まっていきます。

「BATSUGUN」ステージ1-2 「BATSUGUN」ステージ1-3 「BATSUGUN」ステージ3-2

ゲージが満タンになると1~3まで2段階を1段階ずつレベルアップしていき、使用機体によってそれぞれが違った特性を発揮します。

「BATSUGUN」ステージ4ボス2

パワーアップシステム」は「パワーアップ(P)」によって武器の威力をアップさせたり、「ボンバー(B)」を入手することで強力な攻撃を行うことができます。

機体は下記の3機使用可能です。

機体は3機ですが1Pと2Pでそれぞれキャラクターが違います。

「BATSUGUN」ステージ2-2 「BATSUGUN」エンディング

キャラクターの違いによる能力の特性の違いはありませんがキャラクターごとにエンディングが存在します。

このクリア後の背景の蜂がのちに本作のメンバーにより開発された「首領蜂シリーズ」を彷彿とさせます。

登場機体&キャラクター

「BATSUGUN」キャラクター1

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スカイミラージュ」:政府軍によって隠密に開発された究極進化システム『神々の翼』を搭載した最新鋭の特殊戦闘機。

比較的操縦しやすく、主武装の❝メガウェイショット❞は広範囲の敵にダメージを与える。

『神々の翼』とは、自らの力で考え成長し、敵の強さに合わせてさらに強力な進化を遂げる第6世代戦闘兵器の総称である。

武器特性は矢のようなショットを前方に連射し、レベルアップにより扇状に広がりミサイルも発射可能になる。

1Pパイロットは「ジーノ=リムルシュテット」、2Pパイロットは「ロム=シュナイダー」。

「BATSUGUN」キャラクター2

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ドラゴンズウィスパー」:この戦闘機もまた、究極進化システム『神々の翼』を搭載している。

2枚の磁力放射板からエレクトリックサンダーを発生させ、3基のフラストフラッシャーで前方にエネルギー弾として発射する❝サンダースパークレーザー❞を主武装として装備し、集中的にダメージを与える。

武器特性は雷のようなレーザーを前方一直線に撃ち、連射すると強力なスパークが発生する。

パワーアップによって、ホーミング弾も発射可能。

1Pパイロットは「ベルティアナ=ディバイン」、2Pパイロットは「アルティーノ=トリューデュ」。

「BATSUGUN」キャラクター3

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ジャッジメントフラッシャー」:究極進化システム『神々の翼』を搭載した宇宙戦用戦闘機として開発が進んでいたが、今回の作戦で1機でも多くの友軍機が必要だったため、改造され成層圏内での戦闘が可能となった。

自由に変化するエネルギー弾を発射する❝スプレッドウェーブ❞を主武装とし、成長は遅いが最も強力な進化を遂げる。

武器特性はショットボタンを押したままでウェーブショットを、連射すると分裂ショットを発射する。

パワーアップによって分裂ショットが扇状に広がりサイドレーザーも発射可能となる。

1Pパイロットは「アイスマン」、2Pパイロットは「オリシス=R・グレイドバラン」。

本作は全5ステージ構成となっています。

そして本作SS版のみ「スペシャルバージョンモード」が追加されており、スペシャルバージョンモードでは5+4+3+2それぞれ1週構成で4週する全14ステージ構成となっています。

スペシャルバージョンモードのみの要素

・キャラクターや背景、タイトルの色が変更されている。

・全14ステージ構成。

・1人プレイでもダブルボンバーが使用できる。

・経験値ゲージが満タンになると自機に残像(シールド)が展開され敵の弾を1回だけ防ぐことができる。

・自機の当たり判定が「オリジナルモード」より小さい。

上記のようにスペシャルバージョンモードでは2週目以降の難易度が上がるため、当たり判定の縮小、シールドの導入、ダブルボンバー使用可など難易度に配慮した仕様に変更されているのが嬉しいところであり、本作の目玉モード。

ちなみに「ダブルボンバー」は通常2Pプレイ時に使用可能なボンバーのことで、通常のボンバーの3倍の威力をほこります。

ステージ1

ステージボス:ディープ・パープル(DEEP PURPLE)
「BATSUGUN」ステージ1-1

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「BATSUGUN」ステージ1ボス

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ステージ2

ステージボス:マゼラ(MADZELLA)
「BATSUGUN」ステージ2-1

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「BATSUGUN」ステージ2ボス

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ステージ3

ステージボス:マッド・スティール・ダークネス(MAD STEEL DARKNESS)
「BATSUGUN」ステージ3-1

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「BATSUGUN」ステージ3ボス

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ステージ4

ステージボス:ジュピター(JUPITER)
「BATSUGUN」ステージ4-1

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「BATSUGUN」ステージ4ボス1

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ステージ5

ステージボス:グランド・オブ・ザ・ギャラクシー(GROUND OF THE GALAXY)
「BATSUGUN」ステージ5-1

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「BATSUGUN」ステージ5ボス

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「BATSUGUN」ステージ5-2 「BATSUGUN」ステージ4-2

本作は非常に派手なエフェクトで、それはもう今のシューティングゲーム、いわゆる弾幕ゲームのようにカラフルで良く言えば演出が派手、悪く言えば敵弾が見にくい仕様になっています。

各機体ごとのショットエフェクトはパワーアップごとに派手さを増し、パワーアップ感、爽快感を同時に引き上げてくれます。

これまで少し地味だったシューティングゲームに一石投じた作品となっています。

まとめ

本作のオリジナルモード自体の難易度は低く誰でも楽しめる難易度。

逆に高難易度を楽しみたかったユーザーにとってはSS版のスペシャルモードは嬉しい追加要素となっており、初心者から上級者まで気軽に遊べる内容となっています。

いかんせん東亜プランシューティングゲームの遺作となってしまった本作は追加要素も相まってプレミア価格となっていてアーカイブス化も難しいのが残念なところ。

未完ですがコミカライズもされているので物語の全貌をを知りたい方には補完となるのでそちらもオススメです。

バンプレスト 1996年10月25日

それでは次もね~

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