2度あることは3度ある。
私達が○○外生命体として存在するには他の惑星に知的生命体が存在することを意味します。
それらもちろん生殖機能はあるでしょう、恐らく。
しかし、他の惑星の生物は分裂をしたり、雄雌の区別がなかったり、同種を一から粘土のようにつくっているかもしれません。
そんな得体も知れないものを地球内ならいざ知らず、他の惑星から地球に持ち帰ってしまったらどうなるでしょう。
生物のピラミッド状弱者なら問題ないかもしれませんが、外来種のようにその環境、場所の生物の危機を脅かす種だったらどうでしょうか。
ピラミッドの頂点、人を脅かす存在となったら?
対抗するしかありません。
それが身勝手な決断でも。
今回紹介するレトロゲームはそんな外来種で惑星間の危機を排除するスペース物語です。
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・メトロイド(Metroid)
ジャンル横スクロールアクションゲーム プレイ人数1人・任天堂
・インテリジェントシステムズ
・1986年8月6日(FCDS版)
・2004年8月10日(GBA版)
・2008年3月4日(Wii版:バーチャルコンソールで配信)
・2012年2月29日(N3DS版:バーチャルコンソールで配信)
・2013年8月14日(Wii U版:バーチャルコンソールで配信)
・2016年11月10日(NCMFC版:ゲーム本体に内蔵)
・FamilyComputerDiskSystem(ファミリーコンピュータディスクシステム)
・GameboyAdvance(ゲームボーイアドバンス)
・Wii(ウィー)
・Nintendo3DS(ニンテンドー3DS)
・Wii U(ウィーユー)
・NintendoClassicMiniFamilyComputer(ニンテンドークラシックミニファミリーコンピュータ)
・有
・Wii、N3DS、Wii U:バーチャルコンソール
・柔軟な強化人間サムスを操り惑星を攻略する魅力あるステージの数々。
・ステージ攻略をする上で強化アイテムが重要なためアイテム収集が攻略の醍醐味となる。
・エンディングのギャップ萌え。
ストーリー
コスモ歴2000年代、銀河系では、多くの惑星からの代表者からなる、議会をもとに「銀河連邦」を設立し、繁栄の時代を迎えていた。
文明や文化の交流が盛んに行われ、多くの星間連絡船も行き来していたが、一方でその船を襲う宇宙海賊も現れた。
連邦局は銀河連邦警察を組織したが、海賊の攻撃は強力で広大な宇宙の中で捕らえることは困難であった。
そこで連邦局では連邦警察とは別に勇猛果敢な戦士たちを集め、海賊たちと戦わせた。
彼らは宇宙戦士(スペース・ハンター)と呼ばれ、海賊を捕らえ賞金を受け取る、宇宙の賞金稼ぎであった。
コスモ歴20X5年、重大な事件が起きた。
外宇宙調査船が宇宙海賊に襲われ、「惑星SR388」で発見された未知の生命体のカプセルを奪われてしまったのである。
生命体は一種の浮遊生命体で、β線を24時間照射すれば活動を再開し増殖する。
しかもSR388星の文明は、何者かによって破壊された疑いがあり、発見された生命体に原因がある可能性が強かった。
不用意に増殖させると非常に危険なのだ。
この生命体を「メトロイド」と名付け地球へ持ち帰ろうとしたところを、宇宙海賊に奪われてしまったのだ!
「メトロイド」が海賊の手によって増殖され、武器として使われるようになれば銀河文明が破滅してしまう。
連邦警察は必死の捜索の末、海賊の本拠地「要塞惑星ゼーベス」を発見、総攻撃を行ったが、海賊の抵抗は強く、攻め落とすことはできなかった。
要塞の中心部ではメトロイドを増殖させる準備が着々と進められているらしい。
連邦警察は最後の手段とし内部に侵入させ、要塞の中心であるマザーブレインを破壊する作戦を決定。
選ばれた宇宙戦士が「サムス・アラン」である。
彼は最も優秀な宇宙戦士であり、絶対不可能といわれた数多くの事件を解決してきた。
全身サイボーグ強化手術をうけ超能力を身につけた人物で、敵のパワーを吸収する彼のスペース・スーツは海賊たちにも恐れられていた。
しかし彼の真の正体はまったく謎に包まれていた。
惑星ゼーベスは自然の要塞で、外側は特殊な岩におおわれ、内部が複雑な迷路になっている。
しかも、海賊の手によって様々な仕掛けや❝わな❞がはりめぐらされており、いたるところに不気味な海賊の手下が待ちうけている。
サムスはゼーベスの侵入に成功。
残された時間は少ない。
サムスはメトロイドを倒し、銀河文明を救えるだろうか?
「メトロイド」説明書より
ヘルメットの奥にはなんと…
本作はメトロイドシリーズの第一作目。
作品名より、サムスという「大乱闘スマッシュブラザーズ」のキャラクターとしての方が今は馴染み深いかもしれません。
人間とは思えない伸縮可能な体とバネ。
ボールのように丸まり狭い道やそのままはずんだり。
一風変わったアクションの持ち主です。
そして何より美人。
サムス・アランはストーリーの紹介では「彼」となっていますが、実は「彼女」なんですね。
このギャップも人気の理由の一つでもあります。
カッコイイパワースーツに身を包んだのは金髪の美女…たまらん…
ゼロスーツサムスなんか完全に男の好み丸出しのぴったりしたプラグスーツでラインを見せるセクシーさ。
そんな美貌でも人気ですが、メトロイドというゲーム自体はハードで面白い。
惑星自体が敵の一部!?敵の体内の迷宮を攻略せよ
本作は惑星の中心の「マザーブレイン」を破壊することが目的となります。
サムスは惑星ゼーベスに侵入し自然要塞と化した迷宮で探索、破壊を行います。
ただしただ迷宮を進み敵を倒せば攻略できるというわけではありません。
スタート時、サムスは凄腕の宇宙戦士だが扱える武器は「ショートビーム」のみ。
メトロイドシリーズの特徴「環境に適応するアイテムを集める」こと。
攻略を容易に進めるためではなく、「攻略するために必要不可欠なもの」としてメトロイドのアイテムは存在しているのです。
威力の高い「ミサイル」。
射程距離の長い「ロングビーム」。
敵を凍らせることができ、足場にもできる「アイスビーム」。
ショートビームの倍の威力の「波動ビーム」。
そしてサムスの動きに直接変化する装備。
これが迷宮を乗り越える上で必要不可欠です。
サムスといえばこれ!
「丸まり」という特殊なアクション。
2段ジャンプ時の丸まるジャンプは独特の浮遊感と滞空感な操作性をしています。
丸まることで狭い道を通り抜けたり「爆弾」アイテムを取得することで爆弾を設置してブロックを破壊することもできます。
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またサムスはしゃがめないので地面をはいつくばる敵は爆弾を設置して倒すことができるようになります。
「ハイジャンプ」を取得することで今まで届かなかった高所の攻略もチャレンジすることができます。
溶岩地帯など進むだけで体力の消耗が激しく体力が地帯突破までに間に合わない場合「バリア」を取得することで体力の減少が半減
「スクリューアタック」は丸まるプラスジャンプで敵に強烈な体当たりを仕掛けることができます。
「大乱闘スマッシュブラザーズ」でもお世話になったジャンプ攻撃ですね。
一見自由度が高いので「あっここいける」と思っても、あるアイテムを使用しないと突破できないなどがあるため、どうしても攻略できないエリアがでてきたら、アイテムの取り忘れや攻略できるエリアがあるかもしれませんよ。
またメトロイドは隠し通路的要素が通常攻略で発生するのでサムスの能力をフルに活用して惑星を攻略することが重要です。
こんなところに道が!っていう部分が多く存在します。
まるで惑星自体が生き物のような世界観です。
クリアタイムによってエンディングも変わるので慣れてきたら高速プレイに挑戦してみるのもオススメです。
まとめ
本作はグラフィックにこだわったというよりはステージ構成に非常に力を入れており、行けるんだけど行けない場所が存在する正にオープンワールドアクションと言ったところです。
行けそうでいけないそこをアイテム取得で補い攻略する。
それが攻略の何よりの楽しさとなっております。
またキャラクターとしてのサムスの設定もインパクトがあり非常に心に残るゲームとなっています。
「大乱闘スマッシュブラザーズ」でも私が最も得意として好んでいたキャラクターですが本編も非常に面白くシリーズ通してオススメしたい作品です。
それでは次もね~