【がんばれゴエモン!からくり道中】小判を投げさしゃ天下一!江戸までちょっくら世直し攻略だ!

人を助ける仕事それは尊いものであり応援したいと思えること。

しかし、それって本来あなたの仕事でしたでしょうか?

そのために自分の目標や夢から遠ざかってはいませんか?

本来国や地域の人々のよりよい生活を考えなければならない人達がいるはずです。

その人たちが考えないから私たちが考えなければ実行に移さなければならないはめになっている。

昔、そんな貧富の格差をうれいて悪徳商人ばかり裕福になる暮らしを変えるため一人の義賊が存在しました。

今回紹介するレトロゲームはそんな義賊がいかに自由奔放で自由や解放の象徴だったかが体験できるゲームです。

タイトル販売元開発元発売日フォーマットアーカイブス

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・がんばれゴエモン!からくり道中

ジャンルアクションゲーム

プレイ人数1~2人

・コナミ

・KDE(Wii版、N3DS版、Wii U版)

・コナミ

・KDE(Wii版、N3DS版、Wii U版)

・1986年7月30日(FC版)

・1987年2月25日(MSX2版)

・2004年5月21日(GBA版)

・2005年1月(携帯版)

・2006年6月16日(PC版)

・2007年11月6日(Wii版:バーチャルコンソールで配信)

・2013年3月6日(N3DS版:バーチャルコンソールで配信)

・2014年7月2日(Wii U版:バーチャルコンソールで配信)

・2015年2月25日(Wii U版:バーチャルコンソールで配信)

・FamilyComputer(ファミリーコンピュータ)

・MSX2(エムエスエックス2)

・GameboyAdvance(ゲームボーイアドバンス)

・Wii(ウィー)

・Nintendo3DS(ニンテンドー3DS)

・Wii U(ウィーユー)

・有

・Wii、N3DS、Wii U:バーチャルコンソール

本作のセールスポイント

・3Dアクションの基礎概念も備えたどんなところへも行ける忍者アクション。

・伝説の義賊石川五右衛門をモデルにした作品。

・背景が浮世絵作品っぽく歌舞伎舞台のような作り込み。

ストーリー

その昔、太平の世を良いことに、全国各地の大名は、庶民の暮らしを顧みず、したい放題私腹を肥やしておりました。

そんな御時世、噂の義賊ゴエモンが盗んだ小判を貧しい人に与えながら、諸国大名をこらしめる旅に出たのでございます。

しかし、御上の追手は厳しく、城への道中は容易なことではございません。

はてさて、この物語の結末はいかに相成りますことやらーー?

がんばれゴエモン!

「がんばれゴエモン!からくり道中」説明書より

安土桃山時代に存在した伝説の義賊をゲーム化!

石川五右衛門」と言えば一説には伊賀の抜け忍で盗賊として義賊的な働きをしていたことが伝説となっています。

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そんな伝説を題材にして誕生したのがカタカナ表記で「ゴエモン」という忍者盗賊のキャラクターです。

最初は歌舞伎的デザインでしたが徐々にデフォルメ化し現在の「がんばれゴエモンシリーズ」が出来上がりました。

そんなわけで義賊は大名の追手が常についてまわる。

そんな道中を突破することをゲームの目的としています。

ステージ構成は町→村→山→海→田→屋敷→石垣→城内を13面構成で1周とし、土地ごとに分けたものが8ステージ。

13×8=104面でエンディングを迎えます。

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各ステージの関所を通過する必要があり、それにはステージで3つの通行手型を集めなければなりません。

そのため町中を行ったり来たりして通行手形を探すことが本作の目的となります。

果たしてゴエモンは追手をくぐり抜け無事お城に到達することができるのでしょうか。

ちなみに追手といっても人であれば何でも追手です。

御用人は「御用だ!」のかけ声がありますが飛脚や町民もゴエモンに襲い掛かるというより障害となります。

とにかくよける、ダメなら容赦なくキセルや小判で攻撃しましょう。

放て!避けろ!くぐり抜けろ!がんばれゴエモン!

本作は左右上下に移動できるマップ構成となっており、全104面で13面ごとに一つの国が完結し、最終江戸までを駆け抜けるステージ構成となっています。

ゴエモンはステージを自由に縦横無尽に行き来し手形を集めます。

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本作の攻略のポイントは壺や玉手箱に入っている小判やパワーを集めること。

小判は特に重要で本作に登場する店(商店、宿屋、博打屋)で必要なもので旅の準備や助けとなります。

また店はアイテムを入手するための側面だけでなく、入ることで攻略のヒントが隠されていることがあります。

それが秘密の通路で3D風な迷路マップとなっており義賊ならではの潜入が楽しめます。

驚くべきところに手形があるかもしれませんよ!

また小ネタもあったりと面白いので攻略ついでにドンドンお店に入ってみましょう。

ゴエモンはアクション性にも富んでおり、忍者ならではのアクションが特徴。

中でもジャンプ。

例えば目の前にオブジェクトで塞がれていれば別ルートを探したり、ここは通れない、または現在通れないものとして諦めるでしょう。

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しかし、ゴエモンはそれを容易く乗り越えてしまいます。

目の前に障害があるなら高所があるのであれば跳び越えれば良いじゃないかと言わんばかりに。

フィールドは平面ですが左右上下、更にはこちらに向かってくるようなアクションを繰り出すのは現代の3Dアクションの考えの基礎となっているかもしれません。

そして奥行の背景、これがまたいとおかし(おもむきがある)なんですよ。

まさに道中といった「東海道五十三次」のような各地の浮世絵のような背景がゲームを盛り上げます。

浮世絵というよりかはゴエモンに合わせた歌舞伎の舞台とでも言うのでしょうか。

BGMも戦国時代や歌舞伎の風景を思わせるものなのでゴエモンの舞台の雰囲気が良く伝わってきます。

FC版はMSX版やGBA版とは違いセーブ機能がないので難易度も高めに設定されています。

ですがFC版も裏ワザとして「Aボタン+Bボタン+スタートボタン同時押し」でコンティニューすることができるので攻略の助けになります。

ちなみに1週目・8週目・100週目のクリア後に出てくる「秘密の暗号(ひみつのあんごう)」はFC版当時の速解きプレゼントキャンペーンのもので現在は特に意味はありません。

ですが100週は13面が1週なので1300面のクリアをしなければならず、上記でも紹介したセーブ機能の無いFC版の企画としては鬼畜な企画だったでしょうね。

まとめ

コナミの人気キャラクターとして確立したゴエモン。

完全な悪ではなく周りには偽善と言われる義賊の行いが時代背景的には正なのか悪なのか。

しかし、確実に庶民には善として受け入れられたでしょう。

それだけお金は争いに堪えないもの方法を間違えれば狂気になる刃物と同じだ。

そんな反社会であるが望まれている社会でもある。

悪が社会なら反社会の方が良いですよね。

石川五右衛門の処刑で有名な釜茹でですが、子供と一緒に処刑され、高温の釜の中で自分が息絶えるまで子供を持ち上げていたという説が有名であり、盗賊の首長であるこ

とから家族のため、世の為に自分を犠牲にする精神を持っていたようです。

そんな五右衛門がもし世直しに成功したら、そんなもしものエンディングが本作では描かれています。

それでは次もね~

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