2018年現在の少年達が憧れなりたいものそれは…
Youtuber!
みんな夢見がちとおっしゃりますが現実に職業として成立してしまった以上まだ現実的です。
私たちが少年時代に憧れなりたかったものそれは…
特撮ヒーロー!
レンジャー物、仮面ライダー、ウルトラマン…
特にレンジャーは色とりどりのタイツ、仮面ライダーはコスプレなどでなりきれます。
しかし、ウルトラマンはどうでしょうか?
ミニチュア使えば良いのでしょうがコスプレして「巨大になる」ことはできませんよね?
それに仮面ライダー、レンジャーものは地球生まれ地球育ちが多い。
ウルトラマンは何億光年先の星からやってくる思念体が地球人の体を借りているので宇宙人がきて乗り移ってさらに巨大になるなんて…
僕はウルトラマンにはなれないの?
なれます!
しかも色んなウルトラマンに!
倒せます!数多の巨大怪獣を!
そんな夢のような童心を叶えてくれるのが今回ご紹介するレトロゲームこちら!
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・ウルトラマン Fighting Evolution 3(ウルトラマン ファイティングエボリューション3)
ジャンル対戦格闘 プレイ人数1~2人・バンプレスト
・メトロ
・2004年12月2日
・2007年7月19日(ベスト版)
・PlayStation2(プレイステーション2)
・無
ウルトラシリーズに登場するウルトラマンやウルトラ怪獣・宇宙人を操って戦う3D対戦型格闘ゲームのシリーズです。
本作はシリーズ3作目の作品。
何故3作目を紹介するかって?
面白いから!名作だから!です。
1、2作目と続き度々改良され遂にシリーズの集大成を迎えた本作は自身を持っておすすめしたい「ウルトラマンゲーム」となっている。
・円谷プロダクション監修による確かなクオリティでグラフィック、音声、挙動、重量感を完全再現。
・原作の追体験ができるモードが充実。
・豊富なビューモードやタッグモードで原作の名シーン、自分のオリジナルシーンを演出できる。
あなたはウルトラマン!原作を自分で追体験して攻略せよ!
本作は原作を使ったからこそウルトラマン世界を追体験できるモードが多数用意されています。
シリーズファンはもちろんのこと原作を知らないまたは一部の世代のウルトラマンシリーズしか知らないという方にも嬉しい内容だ。
そういえばウルトラマンの飛び立つ声は漫画とかだと「シュワッチ!」だけど明らかに私の耳には「シュアッ!」か「ヘアッ!」にしか聞こえません。
シュワッチってシュワルツェネッガーをたまごっちやチャラ男が呼ぶ呼び方みたいとか言うとファンにバッシングされる…
ウルトラモード
ストーリーモードで原作の追体験ミッションが楽しめる。
クリアだけではなくある一定条件を満たせば隠しキャラクター、隠し必殺技、隠しミッション、隠しステージなど隠れた要素が開放されていく。
これらを開放することで様々なシリーズのウルトラマンの原作追体験をすることができる。
また必殺技やステージ開放で自分原作のシーンや各々ウルトラマンの名シーンを再現できちゃう!
バトルモード
コンピュータ相手の勝ち抜きバトル!ランダムで5体のキャラクターと勝ち抜き戦。
俺より強いウルトラマンに会いに行ける!
VSモード
単発でコンピュータかお友達と対戦できるモード。
同じキャラクター同士だとサブカラーでプレイすることができます。
原作がしっかりしているだけにサブカラーのウルトラマンは新鮮味があって新キャラを使っているようです。
カスタムモード
本作は自分好みのウルトラマンに改造…はできないけど自分好みの戦闘スタイルで必殺技やコマンドを設定することができます。
しかもただベタベタ必殺技を装備すれば良いということではなく、必殺技も装備数が少ないほど必殺技の威力が上がる仕様となっている。
ただ単純にウルつえ~はさせない!このカスタマイズ要素によって戦略性と自分好みというかけ技が良い塩梅でウルトラマン自分になりきれる。
プラクティスモード
練習モードですがそれは一般的な格闘ゲーム。本作はウルトラマンを題材にしていることを忘れないでほしい。
特撮の撮影張りに指示を出し原作演出を心ゆくまで楽しむのがこのモードの隠し味!
またウルトラ怪獣や宇宙人を操りウルトラマンを倒す演出なんていう原作ではなかなか起こらない再現もゲームならではですね。
チュートリアル
普通のチュートリアルなら変なおっさんや偉そうなAIが説教くさくチュートリアルんだけど、本作の講師はなんとあの生ける伝説ウルトラマンゾフィー先生!
これは憎い演出ですね!
しかもプレイヤー=素人=ぺーぺーを再現して生徒はウルトラマンタロウです。
タッグモード
このモードがとにかく熱い!
二人(プレイヤー)VSコンピュータのバトル。
タッグバトルならではのアクションといえばやはり合体技!
投げや吹っ飛ばし必殺技のダブル発射。
敵に吹っ飛ばされて仲間に当たるとその衝撃で一緒に転倒。
私が特に注目したタッグモードならではのアクションが「かばう」というアクションです。
ウルトラマンシリーズでも仲間のウルトラマンが仲間に全てを託し自分が犠牲となるシーンは涙腺崩壊ものでした。
そんな衝撃感動シーンまでこのゲームはできてしまうのです。
ビューモード
原作付きならこのモードがないといけませんね。
キャラクターの観賞モードです。
視点を変えて観賞することも可能。
リプレイモード
バトルモードとVSモードで戦ったシーンをリプレイでしかも様々なアングルから観賞ができます。
原作の再現やご自身でキマッた!と思った名シーンを色んな角度から何度も観賞しましょう。
ウルトラマンゲーム至高の作品
本作はFighting Evolutionシリーズ、されにはウルトラマンゲームとして最高傑作とも言われいるのは割と有名な話し。
現に新作はPSPで発売された「ウルトラマン Fighting Evolution 0」までとなっており、グラフィック的には最高の出来はやはり本作だろう。
そのグラフィックの出来にも驚くがその挙動と重力の再現が素人目にもわかるぐらい重厚で特撮アクションそのものも再現している。
ウルトラマン特有の脇の締め方やプロレス技や体操技のオマージュの数々が円谷プロのモーション監修の元制作されただけはあります。
また音声も原作の物を流用したのも良いですね。変に制作で試行錯誤しながら作るより確実でより狙ったターゲット層に刺さります。
実際におっさんホイホイで大変好評だったようです。
やはりこの手の巨大ロボットや巨人のゲームは「ギガンティックドライブ」のゲーム紹介でも重力表現をしっかりすることで確実に良いものになる法則は間違いないですね。
動きが速すぎると逆に軽い感じ。
さらには倒れ方も良く、吹っ飛ばされたら割と大げさぐらい円を描くように倒れる。
吹っ飛ばされて地面と平行に倒れるとリアリティに欠け軽い表現になってしまいます。
まるでツタンカーメンの棺に入れられ吹っ飛ばされ地面に平行に倒れるぐらい味気がないです。
そして個人的にはジャンプや上から叩きつけるアクションの際に災害レベルで砂や埃、コンクリートや岩が舞い上がるのがそれだけ巨大生物バトルは凄まじいエネルギーで戦っているという迫力があります。
ウルトラマンはみんなのヒーロープロレスラーを投影した巨大ヒーロー
ヒーロー物のゲームの傑作、名作が遊びたいという思いで探したのが本作。
近年仮面ライダー無双なるものも出ていて爽快で楽しいがやはり一人一人の個別指導は一つ一つのアクションが丁寧で原作に近づけるのであればやっぱりこっち派かなと私は思う。
遊んでいると気が付いたことというか当時は気にもとめなかったであろう事。
ウルトラマンって結構格闘技エグイな!
怪獣にのしかかってオラオラとか首絞めなどプロレス技の数々。
初期の頃はプロレスはヒーローの技だったからヒーローに当てはめているのだろうが現在の倫理で見ると親が黙ってなさそう。
怪獣は動物にも似ているし愛護団体が~とか。
上記であまり記述しなかった格闘ゲームとしてのゲーム性は本格的な格闘ゲームには劣るだろう。
しかしこんなにもキャラクターを動かしていて楽しいゲームがあっただろうか。
格闘ゲーム性を重視するときっとウルトラマンの動き格段に速く、軽いものになっていただろう。
本作は原作として魅せることに重視したゲーム性と再現度が評価されたのだろう。
私も格闘ゲームとしての完成度は気にならずウルトラマンをこの完成度で動かせる楽しさがはるかに勝ってしまった。
あまり格闘ゲームとしての要素は忘れ「ウルトラマンシミュレータ」として夢中になってしまった。
まとめ
本作はウルトラマンの新作、おそらくファンは「ウルトラマン Fighting Evolution」の新作を待っていることであろうファンや昔を懐かしむようにウルトラマンを振り返るかつての少年達におすすめしたい作品です。
むしろ少年よりも大人になった今のほうがこのゲームを楽しんでもらえると思う。
それは純粋にウルトラマン観ていたころよりもおそらくはじっくり見直したいと考えているはず。
そんなあなたにはぴったりのゲームモードと再現度の高い世界観があなたを待っています。
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それにしてもウルトラマンってなんでかっこいいんでしょう?やっぱり顔のデザインがガンダムや仮面ライダー、レンジャーと共通したレンズから除くマスクで口の造形が
人間と少し変えてロボっぽいからですかね?
よくよく体の下をみると赤ちゃんスーツによだれかけをかけたようなデザインなのに…
でも思わぬところにマッチした秀悦なデザインであることには間違いはありません。
新作出ないかな~それもHD機で!「巨影都市」のテーマは好きだけど、私たちが巨影で遊びたいなあ~
それでは次もね~