【ニンジャコンバット】ニューヨーク在住の隠れない忍者はいかが?

「ニンジャコンバット」バトル1

コンバット。

戦闘」という意味だがあまり使われる機会は少ない。

コンバット」より「バトル」が日本では戦闘と言う意味多く使われるためでしょう。

それにコンバットと聞くと何かの特殊格闘技みたいですからね。

サバット」か…

案外間違ってないかもしれない…

今回紹介するレトロゲームはニンジャのサバット…いやコンバットとだったかと思わせる総合格闘技忍者アクションゲームです。

「ADK魂」表紙「ADK魂」裏表紙「ニンジャコンバット」メインビジュアル
タイトルニンジャコンバット(NINJA COMBAT)
販売元SNK(AC版)

ADK(NG版、NGCD版)

D4エンタープライズ(VC版)

SNKプレイモア(PS2版:「ADK魂」に収録)

ハムスター(PS4版、XboxOne版、NSW版(アケアカNEOGEO))

SNKプレイモア(NEOGEO mini本体に収録(クリスマス限定版))

開発元ADK(AC版、NG版、NGCD版)

SNKプレイモア(VC版、PS2版、PS4版、XboxOne版、NSW版)

SNKプレイモア(NEOGEO mini本体に収録(クリスマス限定版))

発売日 1990年(AC版)

1990年7月24日(NG版)

1994年10月15日(NGCD版)

2008年5月27日(Wii版(Wiiバーチャルコンソール))

2008年12月18日(PS2版:「ADK魂」に収録)

2015年3月18日(PS3版(プレイステーションアーカイブス:「ADK魂」に収録))

2018年5月31日(XboxOne版、NSW版、PS4版(アケアカNEOGEO))

2018年7月24日(NG mini版(本体に収録(クリスマス限定版))

ジャンルベルトスクロールアクション
フォーマットAC(アーケード)

NEOGEO(ネオジオ)

NEOGEOCD(ネオジオCD)

Wii(ウィー:Wiiバーチャルコンソ-ル)

PlayStation2(プレイステーション2:(「ADK魂」に収録))

PlayStation3(プレイステーション3:プレイステーションアーカイブス(「ADK魂」に収録))

XboxOne(エックスボックスワン:(アケアカNEOGEO))

Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ:(アケアカNEOGEO))

PlayStation4(プレイステーション4:(アケアカNEOGEO))

NEOGEO mini本(ネオジオミニ:(クリスマス限定版))

プレイ人数1~2人
アーカイブス

・Wiiバーチャルコンソール

・プレイステーションアーカイブス(「ADK魂」に収録)

・アケアカNEOGEO

・NEOGEO mini本体に収録(クリスマス限定版)

本作のセールスポイント

・忍者とそれを取り巻く悪漢のイメージを日本独自の外国人への感性で輸出したと思われる代物。

・途中で争ったものやトラブルメイカーが簡単に仲間になり受け入れる外国のホームコメディ並みの寛容さ。

・歩くより早い必殺「えびぞりアタック」や「フライングクロスチョップ」など忍者度外視のおバカ攻撃のバーゲンセール。

ストーリー

この世に潜む、二つの影。

影乱れし時、その暗闇に時代は支配される。

暗黒が世を襲い、時代は乱れる。

闘いの幕が上がる…。

「ADK魂」説明書より

 

「ADK」が送る革新的な隠れない忍者シリーズの第一弾?

「ニンジャコンバット」バトル14

革新的すぎてとりあえず忍者で話しを進めるとツッコミどころしかないのでベルトスクロールアクションとして見ていきましょうか。

舞台はニューヨーク。

ゲームの目的は「ニンジャタワー」目指して進むベルトスクロールアクション。

舞台もニューヨークな時点で本来は忍者に向かないフィールドですね。

日本家屋などでっぱりがあったり屋根があったり、だから忍者の元始的な七つの道具で対応できるんです。

もうニューヨークのビル群を相手にするには科学忍法か機械を使わないと!

ガッチャマンぐらいですかね対応可能なの…

「ニンジャコンバット」キャラクター1

そんな設定から海外受けを狙った、さも外国人が想像しそうな忍者の姿でデザインされています。

「ニンジャコンバット」バトル3

顔だし忍者のより顔出さないザコ忍者の方が忍者っぽい皮肉に、主人公の「ジョー」や「ハヤテ」はゴエモンのような歌舞伎顔。

そういう意味だと「デットオアアライブシリーズ」の「リュウ・ハヤブサ」なんか凄いですよね。

顔隠して忍者っぽいのにカッコよさがにじめ出るデザイン。

「ジョー」と「ハヤテ」は兄弟ではないが衣装の色以外は全て同じデザイン。

完全にジョーの2Pカラーがハヤテって感じです。

「ニンジャコンバット」バトル8

そして恐らく宮本武蔵がモデルの「ムサシ」は二刀流の三国武士のような色使いと格好。

フライングクロスチョップ」使い。

「ニンジャコンバット」バトル12

外国人受けを狙い露出を少なめにしたのか色気を全く感じない「カゲロウ」。

くノ一だけど修道士みたいな恰好で頭には女騎士の装備みたいなアクセサリ。

「ニンジャコンバット」バトル13

どすこいと四股を踏む割には上半身と下半身のバランスが悪い「ゲンブ」。

お相撲さんの下半身舐めんなよ!

「ニンジャコンバット」会話2

しかも会話ビジュアルでは引退後の力士の瘦せ方みたいなビジュアル。

戦闘の時だけ現役時代に戻る器用な体のおっさん。

 

しかし、舐めていたのは私だったかもしれない…

敵キャラクターも負けず劣らず個性派揃い!

「ニンジャコンバット」バトル11 「ニンジャコンバット」バトル10

色仕掛けからの忍者に変化と忍者とスパイの両方の要素を持ったセクシー姉ちゃん。

「ニンジャコンバット」バトル17

日本土産を自己流で装着する、神風特攻隊のように爆弾を抱えながら突っ込んでくる、ブラックジョークが利きまくったボス。

とにかく設定、キャラクター、技が超個性的、ストーリーも本人たちも本気なのかふざけているのか半々。

ですが、戦いが起きる以上、なんらかの正義を持ってみな戦っている。

プレイヤーは彼らに力を貸し、その個性に順応せよ!

隠れなければ正面突破!忍者がダメなら格闘技!

忍者はあれだけ隠れろと言ったじゃないか!

忍者でステルスものといえば私も超大好き「天誅シリーズ」が出てくるまでステルスゲームといえば「メタルギアシリーズ」。

そもそも忍者ものを題材にしても隠れる、そういった器用な忍者ゲームって3D技術が出るまでなかなかなかったですよね。

そのため本作だけが例外というわけではありません。

「ニンジャコンバット」バトル19

しかし、本作の例外は上記で記述したビジュアルしかり、やっぱり公式も認めた「えびぞりアタック」ですね。

「ニンジャコンバット」バトル7 「ニンジャコンバット」バトル16

さらには「フライングクロスチョップ」と相撲の「四股」と総合格闘技のオンパレード。

忍者要素はというと攻撃や回避などが行える「特殊移動」ぐらい。

しかし、様々な格闘技に精通、順応という意味では忍者やスパイのように状況に合わせて変化できる強みがあります。

順応ねぇ~

時を超え、国を超えた忍者達がニューヨークの溶け込んだという意味では忍者っぽい?

 

本作は個性的な技のオンパレードで派手にステージを進んでいくのですが、ステージクリア毎に上記で紹介した仲間が加わります。

「ニンジャコンバット」会話1

ムサシが仲間になりたそうにこっちを見ている。仲間にする?」という目で見てきますが強制的に「はい」です。

仲間にするたびにジョーとハヤテにマッスルポーズでお出迎え!

この絵面濃ゆい…

 

本作は濃ゆいビジュアルに対して操作方法は単純明快。

「ニンジャコンバット」バトル2

戦闘システムはシンプル「攻撃」と「ジャンプ」、「バク転・バク宙」の特殊移動を屈指して進みます。

「ニンジャコンバット」バトル4

そして攻撃ボタンを溜め撃ちすることで体力ゲージを一本消費して特殊攻撃を繰り出すことができます。

消費量に対して本作は設定されている体力ゲージが4つと少なく使いどころが重要です。

使用しすぎるとただでさえ少なく、そのせいで難易度もそれなりにある本作にとっては攻略の痛手となります。

「ニンジャコンバット」バトル5

ベルトスクロールアクションなので武器も拾えるのですが、本作は各人武器や飛び道具を備えているので、それほど重要ではありません。

せめて忍者っぽい武器だったら…

上記画像の武器もムサシ同様、三国志っぽいんだって!

そんなこんなゲームバランスはなかなかに厳しい本作。

「ニンジャコンバット」バトル6

世界観も変、キャラクターも変、敵も変、技も変と変態ずくしでゲームバランスの不安定さを忘れる(途中で思い出し呪う)ほど周りが個性的!

ですが「ADK」の常に新しいものに挑戦する姿勢は感じるんですよね。

不思議です。

「ニンジャコンバット」バトル18

ですが個性的すぎるのは少し残念。

硬派な所は硬派じゃないとキャラクターも崩壊しますからね。

そんなこんなでクリアするもニューヨークの街はちょっぴり静かになっただけ。

昔のシューティングとかこの手のストーリーは淡白ですね。

「ニンジャコンバット」会話3

ニューヨークの街はそんな簡単に静かにならんよ!

まとめ

初の分野、ビジュアルに挑戦する際に失敗を恐れないこと、何より開発会社のレベル、経験を底上げするためにとても初々しいゲームが度々リリースされます。

本作はそれを感じさせ、後に続く作品がその底上げを証明してくれました。

それは本作の個性もバランスも世界観も昇華しています。

こういったゲーム会社とともに成長を見守り魅力ある作品を世に送り出してくれた時はユーザ冥利に尽きます。

やっぱり面白い、楽しい、笑顔になれる。

そんなゲームであってほしいとユーザはゲームを手に取り購入するのです。

売るほうだけが楽しい作品はビジュアル商法で別にテレビゲームじゃなくても良いですもんね。

それでは次もね~

「ニンジャコンバット」バトル1

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