【ドクターマリオ】宇宙からのウィルスに挑む医学会にも進出したあの人気者のお薬パズルゲーム

日々医療は発達するなか一番身近で患者さんが望むことは何か?

自然治癒。薬の使用。手術。

自然治癒には限界がある。

手術はリスクが大きい。

ならお薬は?

日常生活を送りながら効果的に治療を行えるのが薬。

今回紹介するレトロゲームは研究者が新種のウィルスに挑む治験パズルゲームです。

タイトル販売元開発元発売日フォーマットアーカイブス

クリックすると拡大します

・ドクターマリオ(Dr. MARIO)

ジャンル落ち物パズルゲーム

プレイ人数1~2人

・任天堂

・任天堂

・1990年7月27日(FC版)

・1990年7月27日(GB版)

・2000年3月1日(GB版)

・2004年5月21日(GBA版)

・2005年9月13日(GBA版:【ドクターマリオ&パネルでポン】に収録)

・2008年3月25日(Wii版:【Dr.MARIO & 細菌撲滅】に収録して配信)

・2008年12月24日(DSi版:【ちょっとDr.MARIO】として配信)

・2011年7月27日(N3DS版:バーチャルコンソールで配信)

・2014年1月15日(Wii U版:【Dr.LUIGI & 細菌撲滅】メインキャラクターをマリオからルイージにして配信)

・2014年3月27日(Wii U版:バーチャルコンソールで配信)

・2015年5月31日(N3DS版:【Dr.MARIO ギャクテン!特効薬 & 細菌撲滅】として配信)

・2016年11月10日(NCMFC版:ゲーム本体に内蔵)

・FamilyComputer(ファミリーコンピュータ)

・Gameboy(ゲームボーイ)

・GameboyAdvance(ゲームボーイアドバンス)

・Nintendo3DS(ニンテンドー3DS)

・Wii U(ウィーユー)

・NintendoClassicMiniFamilyComputer(ニンテンドークラシックミニファミリーコンピュータ)

・有

・DSi版、Wii版

・N3DS版、Wii U版:バーチャルコンソール

本作のセールスポイント

・今度は研究者としてウィルスに挑むマリオ。

・後のパズルゲームの基礎となるどこかで見たことがある要素が盛りだくさん。

・ポップな音楽に乗りお医者さんごっこ!

ストーリー

やあ皆さん、ごきげんよう。

私はマリオ、今までいろいろな冒険の旅をやってきたが、今はある病院でウィルスの研究をやっている。

さて、今日も研究を始めるとするか。

「ドクターマリオ、たいへんでーす!!」

「看護婦のピーチじゃないか、どうした?」

「新種のウィルスが発見されて、どんどん増殖を始めました!!」

「何!それは大変だ。ようーし、さきほど出来上がったばかりの特効薬で退治してくれるわ・・・・・・・・こいつはよく効くぞ!!」

「ドクターマリオ」説明書より

今度は研究者に転職!新薬で新種のウィルスを殺菌しよう!

今回はまったりした治験物語。

マリオ研究者であるにもかかわらず助手ではなく看護婦として勤務。

治験もかねてビンの中に発生したウィルスを特効薬でやっつけるアクションパズルゲームです。

パズルの種類は6種類。

赤赤」、「青青」、「黄黄」、「」、「」、「」の2種類のカプセル型の薬がマリオにより瓶に投入されます。

ウィルス撃退のやり方はカプセルの組み合わせで赤、青、黄の3種類のウィルスを撃退していきます。

クリックすると拡大します

ルールは投入されたカプセルを回転させながら落としていき、縦または横にウィルスと同じ色をウィルス含め4個以上そろえると消滅します。

消すたびに左下のウィルスたちが苦しむグラフィックはこっていますね。

それだけ本作は1画面に集約しているため容量的な余裕でファミコン時代のマリオとしてはかつてないほどマリオというキャラクターがはっきりした姿でゲームに登場します。

クリックすると拡大します

カプセルは片方の色が消滅しないと分離せず「ぷよぷよ」のようにでっぱり部分が下に落ちていくことは無いので瓶がつまりやすいので注意。

瓶がいっぱいになり溢れるとゲームオーバーになるので連鎖や組み合わせを使い、マリオが次に落とすカプセルを見ながらカプセルを操る事が攻略のポイントです。

全てのウィルスを消滅させればステージクリアとなります。

ステージ数は基本的に全20ステージでレベル制。

ゲーム開始時に「VIRUS LEVEL(ウィルスレベル)」で瓶の中のウィルスの多さを決め、「SPEED(スピード)」でカプセルの落下スピードを決めます。

ウィルスレベルを上げ、挑むと本作の奥深さが分かります。

ストーリーがあるというよりは自分の実力具合で難易度を選択して遊べるので初心者からも楽しめます。

同じ色でなくては消えないウィルスたち。

ランダムで送り込まれるカプセル。

プレイヤーはマリオであってマリオではない。

マリオが送り込んだカプセルを補助して動かす役割。

もしかしたら本作はピーチ姫がプレイヤーの役割なのかもしれませんね。

ウィルスのグラフィックも良いですがピーチ姫のグラフィックをどこかに入れるとより達成感がわくのでピーチ姫の登場も期待してしまいます。

まとめ

マリオも副業に副業を重ねますが医者、研究者のような高度なものもなんて…

なんでもござれですね。

やっつける、敵を倒す意味ではマリオはありとあらゆるものを救うヒーローのようなものの象徴と言えるでしょう。

そのため他のシリーズでもドクターマリオがゲストやプレイアブルキャラクターとして参戦することもあります。

代表的な作品が「大乱闘スマッシュブラザーズ」でしょうか。

ウィルスだけにとどまらずブラックジャックのように医療器具を武器として使用するマリオを使えるのは普段、あまり飛び道具を持たないマリオを見ている人々にとっては新鮮でしょう。

パズルゲームとしての完成度は高いためグラフィック以外では大きな進化はありませんでした。

しかし、「ドクターマリオワールド」としてスマホゲームに参入することで新しいルールやステージ、プレイアブルキャラクターの追加でこれからもどんどん盛り上がってくること間違いなし。

古いゲームが形を変えて新たに進化を続け、次の世代のゲーマーにも伝わるのはとても喜ばしいことです。

それでは次もね~

関連記事(一部広告含む)

よろしければシェアお願いします!