猫とネズミは相性が悪い。
主にネズミが猫に狩られる側として存在している。
しかし、そんな猫をこらしめるドタバタ劇「トムとジェリー」というアニメーションがあります。
小さい体で大きさ生物を手ごまに取る爽快コメディ。
ネズミと猫の立場を逆転させた発想で今なお人気です。
今回紹介するレトロゲームはネズミと猫の追いかけっこゲームです。
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・マッピー
ジャンル横スクロールアクションゲーム プレイ人数1~2人・ナムコ
・バンダイナムコ(NDS版以降)
・タカラ(M5版)
・電波新聞社(X1版、MZ-80KC、1200、700、MZ-1500版、PC-8001mkIISR版、FM-7版、MZ-2500版、PC-6001mkII版)
・エポック社(スーパーカセットビジョン版)
・メディアカイト(PC版:【スーパー1500マッピー】として発売)
・任天堂(GBA版)
・ナムコ
・バンダイナムコ(NDS版以降)
・電波新聞社(X1版、MZ-80KC、1200、700、MZ-1500版、PC-8001mkIISR版、FM-7版、MZ-2500版、PC-6001mkII版)
・トーセ(PS版:【ナムコミュージアム Vol.2】に収録)
・インプラス(携帯版)
・Digital Eclipse(PS2版、GC版、Xbox版)
・1983年3月20日(AC版)
・1983年(M5版)
・1984年1月18日(MSX版)
・1984年1月(X1版)
・1984年1月(MZ-80KC、1200、700、MZ-1500版)
・1984年11月14日(FC版)
・1986年5月(PC-8001mkIISR版)
・1986年6月(PC-8001mkIISR版、FM-7版)
・1986年7月(MZ-2500版)
・1986年7月10日(スーパーカセットビジョン版)
・1986年9月(PC-6001mkII版)
・1986年11月(X1版)
・1991年5月24日(GG版)
・1996年2月9日(PS版:【ナムコミュージアム Vol.2】に収録)
・1996年7月21日(GB版:【ナムコギャラリー Vol.1】に収録)
・1997年4月25日(PC版:【ナムコヒストリー Vol.1】に収録)
・1999年4月16日(PC版:【スーパー1500マッピー】に収録)
・2004年2月14日(GBA版)
・2006年2月23日(PSP版:【ナムコミュージアム Vol.2】に収録)
・2006年1月26日(PS2版、GC版、Xbox版:【ナムコミュージアム アーケードHITS!】に収録)
・2007年10月11日(NDS版:【ナムコミュージアムDS】に収録)
・2007年12月6日(Wii版:【みんなで遊ぼう!ナムコカーニバル】に収録)
・2008年1月29日(Wii版:バーチャルコンソールで配信)
・2008年3月5日(携帯版:【マッピーWIDE版】として配信)
・2009年11月5日(Xbox360版:【ナムコミュージアム バーチャルアーケード】に収録)
・2009年4月14日(Wii版:バーチャルコンソールで配信)
・2011年3月3日(iOS版)
・2013年5月15日(Wii U版:バーチャルコンソールで配信)
・2013年8月28日(N3DS版:バーチャルコンソールで配信)
・2019年3月31日(レトロアーケード <マッピ―>として発売)
・AC(アーケード)
・M5
・MSX(エムエスエックス)
・X1
・MZ-80KC/1200/700MZ-1500
・FamilyComputer(ファミリーコンピュータ)
・PC-8001mkIISR
・FM-7
・MZ-2500
・スーパーカセットビジョン
・PC-6001mkII
・GameGear(ゲームギア)
・PlayStation(プレイステーション)
・Gameboy(ゲームボーイ)
・PC
・携帯
・GameboyAdvance(ゲームボーイアドバンス)
・PlayStationPortable(プレイステーションポータブル)
・PlayStation2(プレイステーション2)
・NintendoGamecube(ニンテンドーゲームキューブ)
・Xbox(エクスボックス)
・NintendoDS(ニンテンドーDS)
・Wii(ウィー)
・Xbox360(エクスボックス360)
・iOS
・Wii U(ウィーユー)
・Nintendo3DS(ニンテンドー3DS)
・有
・Wii、Wii U、N3DS:バーチャルコンソール
・警察官なのに怪盗を捕まえるじゃなく怪盗から品物を強奪する独特な世界観のアクション。
・下剋上のネズミと猫の戦い。
・本当にさまざまなハードに移植されており、遊ぶ人の環境適用が豊富。
警察官が怪盗アクション?盗んだものを盗む返す(取り返す)!?
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「マッピー」は元々ゲームのオリジナルキャラクターではなくモデルは1981年11月に科学技術館で迷路脱出ロボットとしてデビューしたキャラクターです。
その愛らしさからイベントで人気となり、ついにはテレビゲーム化され男女問わず可愛らしいゲーム性とポップな音楽で人気を博したのが本作です。
本作はネズミの警察官(フレッシュポリス)「マッピー」が「ニャームコ」という「ナムコ」とかけたようないたずら好きの猫たちが盗んだ品物を取り返すことが本作の目的となります。
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ルールは簡単、建物の廊下に置かれた品物を全て取得すること。
しかし廊下でニャームコやミャーキーズに捕まる(触れると)アウトとなってしまいます。
ジャンプでも回避できません。
じゃあどうしたらいいの?
ここからが本作のゲーム性を特徴付けるゲームシステムです。
ステージには廊下とそこに配置された品物以外に「ドア」と「トランポリン」があります。
「ドア」はただドアを開けて通過するだけのものではありません。
地上戦を制するために必要な武器となります。
本作マッピーは地上戦は軟弱で地上で猫に接触すると一発アウトになってしまいます。
そんな地上最弱マッピーの強い味方が「ドア」です。
ドアは開く時に猫に当てると気絶させることができます。
そして「パワードア」を開けると衝撃波が出て猫を吹き飛ばすことができます。
さらにドアを閉める時にマッピー自身にドアを当てるとその勢いでマッピーがダッシュできる技があります。
この「ドアダッシュ」を行っているマッピー猫が当たると気絶させることができます。
このように地上戦はドアを上手く利用して立ち回ることでピンチを脱することができます。
正に「窮鼠猫を嚙む」追い込まれたあとに大逆転。
そして空中戦の「トランポリン」
トランポリンは地上と違いトランポリンでジャンプ中は猫に接触してもアウトにならない無敵状態となります。
それではトランポリンにそのままいればいいじゃない!
しかし、そこは抜かりありません!
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トランポリンは強度が設定おり1ジャンプにつき強度が下がり「緑→青→黄→赤」の順で赤の次にトランポリンが壊れてしまいます。
壊れるとトランポリンは復活しませんが、赤色までに地上に戻ればまた緑に復活するのでタイミングを見てどの地上に降り立てば攻略を有利に進められるか考えながらプレイしましょう。
さらにマッピーが通過すると「落とし穴」に変わるもの、建物の天井の「ベル」を落としてニャームコ達に当てると気絶させることができるので、追い詰められても最後まで抵抗するために何かないかをトランポリンのジャンプ中に全体を観察し突破口を見つけましょう。
警察官ですがマッピー事態に抵抗力はないため、その点は猫とネズミの相性を再現しています。
アクションをしながらまわりを観察し同時に頭も使うそんなゲームです。
まとめ
怪盗はニャームコ達なのにマッピーの方が怪盗っぽいトランポリンアクションやドアを上手く使った逃走劇を繰り広げる移植作。
怪盗キッドのようにニャームコが警察官として警備するビルに潜入した怪盗マッピーという設定じゃないところに世界観とゲーム性の独特な感性とキャラクターへのこだわりが感じます。
旧型機から新型機や同時収録など本当にゲームの歴史を通じて遊べなかったことがないくらいさまざまなハードに移植され、長い間遊ばれてる作品です。
それでは次もね~