【バルーンファイト】風船を割りパラシュートも破壊し蹴落とす意外とパワフルなアスレチックゲーム

そらでの戦いって翼を持つ鳥同士の戦い。

またゲームで言うと「エースコンバット」などの戦闘機を思い浮かべます。

また飛行型ロボットやロケット、戦艦、アイアンマンのように科学や物語では魔法の力なんてのもある。

いずれもしっかりとした動力があり、ある程度は攻撃を受けても大丈夫なように頑丈な作りになっている。

スカイダイビングなんかは飛んでいるというよりかは落ちていて風の力を借りて空中に滞空する仕組みだ。

そんな中浮く条件で一番簡単なものは何か。

熱気球やガス気球、中でも風船にヘリウムガスを入れて飛ばすと空までどんどん上がっていきます。

しかし少し傷がついて破裂すると落ちてしまいます。

今回紹介するレトロゲームはそんな危うい風船を頭に付けてファイトするバラエティー顔負けのアクションゲームです。

タイトル販売元開発元発売日フォーマットアーカイブス

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・バルーンファイト

ジャンルアクションアドベンチャーゲーム

プレイ人数1人

・任天堂

・ハドソン(PC-8801版、X1版)

・シャープ(eコンセプトZaurus版)

・HAL研究所

・任天堂(GBA版、NGC版、NCMFC版、NSW版)

・ハドソン(PC-8801版、X1版)

・ソニックパワード(eコンセプトZaurus版)

・1984年11月(AC版)

・1985年1月22日(FC版)

・1985年10月(PC-8801版)

・1985年11月(X1版)

・2001年9月12日(eコンセプトZaurus:【バルーンファイト for Zaurus】として発売)

・2003年6月27日(GC版:【どうぶつの森+】に収録)

・2004年5月21日(GBA版)

・2007年11月13日(Wii版:バーチャルコンソールで配信)

・2012年8月22日(N3DS版:バーチャルコンソールで配信)

・2013年1月23日(Wii U版:バーチャルコンソールで配信)

・2016年11月10日(NCMFC版:ゲーム本体に内蔵)

・2018年9月19日(NSW版:ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Onlineで配信)

・AC(アーケード)

・FamilyComputer(ファミリーコンピュータ)

・PC-8801

・X1

・SuperFamicom(スーパーファミコン)

・NintendoGamecube(ニンテンドーゲームキューブ)

・GameboyAdvance(ゲームボーイアドバンス)

・Wii(ウィー)

・Nintendo3DS(ニンテンドー3DS)

・Wii U(ウィーユー)

・NintendoClassicMiniFamilyComputer(ニンテンドークラシックミニファミリーコンピュータ)

・NintendoSwitch(ニンテンドースイッチ)

・有

・Wii、N3DS、Wii U:バーチャルコンソール

・NSW版:ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online

本作のセールスポイント

・浮力など物理の世界力を使った風船アクション。

・緩さに似合わず熱いスポーツのようなゲーム。

・陽気な音楽と可愛らしい効果音が場を和ませると見せかけてハードな攻撃をくらわすくせ者。

慣性を利用したフワフワハードファイト!

風船を頭に付ける競技。

そんなのバラエティーの鬼ごっこか叩いてかぶってジャンケンポンぐらいしかないでしょう。

いずれも地上の競技です。

いくらバラエティーでも空中を風船だけで浮いて相手の風船を割って落とす競技なんてないでしょう。

でもねこれはゲームなんです。

本作は地上から空中に風船で飛び立つ敵の風船を割り、さらに追い打ちをかけて体当たりし敵を倒すゲームです。

ステージごとに全ての敵を倒すとクリアになります。

プレイヤーはあらかじめ風船で飛んでおりその浮力を操り上下左右にゆ~らゆらと揺れて敵の風船に体当たりします。

敵は風船を割られるとパラシュートを開き地上に着陸しようとします。

地上に着陸すると再び風船を膨らませ強力な敵として再び上昇してきます。

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プレイヤーはこのパラシュートの間、もしくは地上で風船を膨らましている間にもう一度体当たりする必要があります。

こうして文字におこすと非常に簡単そうですが本作はエンジンのような動力ではなく戦闘機のようにスイスイ飛べず重力に反してブレーキをかけて再度浮上などするため操縦技術とタイミングが求められます。

そして風船の数が違うと浮力にも違いが出てくるため状況ごとに操作テクニックも変わっていく点は重力を上手く活かしたアクションとなっています。

水上ギリギリのタイミングで浮上しようとすると今後はピラニアのような魚が顔を出し、食べられてしまうので下降時にもなかなか油断はできません。

下降から上昇するときなんかは「あがれ~!」ってハリウッド映画の飛行機の操縦並みに重力に負けるな感が半端ないです。

敵や魚を警戒して今度は慎重に操縦していて時間が経ってしまうと今度は雷が襲ってきます。

慎重ながらも素早く敵の風船を割ってとどめの一撃を与えることが攻略のポイントです。

ステージが進むと「グルグル」という罠のような仕掛けが登場し触れると跳ね飛ばされるため、そのまま水面に叩きつけられたり、風船が敵に接触してしまったりとプレイヤーを悩ませます。

2人プレイの要素も搭載しており、シングルプレイの協力版である「協力プレイ」とお互いが敵同士となる「競争モード」が搭載されています。

また「BALLOON TRIP(バルーントリップ)」という普通のプレイとは違い画面左から右に進み雷に当たらないように多くの風船を割る変わったプレイもあり、こちらはさまざま任天堂のゲームにミニゲームとして収録されている結構有名なミニゲームです。

まとめ

本作は明確な敵というよりアトラクションのアスレチックスポーツをイメージさせるゲームシステムとなっており、キャラクターの強さよりもプレイヤーのテクニックが求められます。

それぞれが選手であるという正に対戦型ゲームに相応しい内容です。

スーパーマリオオデッセイ」でもミニゲームとしてマリオキャラクターで採用されています。

慣性を使った独特の操作感が慣れるまでに多少手間取りますが、その安定しない操作性もゲームのハラハラドキドキ感をより一層高めてくれます。

対戦でも初心者関係なく逆転劇が起こる劇的なゲームバランスもとても良い点ですね。

それでは次もね~

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