【RWBY VOLUME2】アメリカ産 3DCGアニメ 感想

こんにちは、DAISUKEです。

RWBY VOLUME2」は「RWBY VOLUME1」の続編にあたるもので日本語吹替版も好評につき続編公開となった本作。日本ではRWBY旋風が巻き起こっています。

実際に私が劇場でRWBY VOLUME1を観た時にはグッズコーナーも閑散としていて集客はどちらかというと「心が叫びたがってるんだ」に集中していました。

なのでRWBY VOLUME2のグッズもそれとなく気を抜いていってみると凄い行列!!

完売になるほどではないにしろ明らかに前作とは比べ物にならないぐらいの集客でした。

きっと日本語版動画配信で火が付いたのでしょう。次は劇場で観たいと思う人が増えて嬉しい限りです。(この収益で続編も観れるへっへっへ…(ゲスい))

 

RWBY VOLUME2の見どころ

冒頭春休み最後の1日、チームメンバーと過ごすチームルビーとジュニファー、そこで何かよくわからないがみんなのスイッチが入り食堂が一転バトル会場となった。前作はチームを組みたてのメンバーはどこかぎこちなく距離感もあったが、今回は学生らしくはちゃめちゃして生き生きとしています。
正義とは甘く時には辛くコクがあってくせになる~イエーイ
クールなワイスとブレイクですらこんなノリノリです。良い意味でアメリカらしいノリの良さが出ています。クールなキャラやウジウジキャラは日本のアニメだといつまでもその状態だったりするけど、ルビーのキャラクター達は表情がコロコロ変わって面白いですし、楽しいですね。
VOLUME2は視聴時間も158分とVOLUME1の120分と比べて38分もボリュームアップ!!
しかしだらだら長いのではなく、メリハリがありアクションのごとく流れていく展開がやはり今回も私たちを楽しませてくれます。
ルビー達もそれぞれに心の成長、チームの絆も深まって来ている中、敵も又日々勢力を拡げつつあります。前作でトーチウィックと共に暗躍するホワイトファングの企みが今回もキーとなります。

ホワイトファングに不信感をもち調査に躍起になるブレイク。そんな中チームルビーの面々は一人で抱え込まずに一緒に調査しようとホワイトファングの現状を調査開始する。そして見えてきたのはきたのはトーチウィックはあくまで暗躍を企む組織に必要な戦力としての資源を集める要因であり、その裏には大いなる野望が見え隠れしていることがわかってきた。敵のもくろみが明らかになればなるほどブレイクは単独での調査を進めていき疲弊していく。そんなブレイクを見かねてヤンが息抜きにとダンスパーティーへと誘う。しかし調査を急ぐあまりブレイクは誘いを断り続けるがヤンはブレイクに自分の過去の過ちを話す。昔、自分が知りたい好奇心で妹のルビーを危険な目に合わせたこと。それを周りがどれだけ心配しているか。ヤン、ルビーの叔父であるクロウおじさんに助けられたから、運が良かったからこうして今ここにいること。そしてブレイクがそうなってしまったら自分がチームが悲しむこと。

ヤンはブレイク一人じゃ気づかないことを教えてくれます

そうして開かれたダンスパーティーは大成功!!ブレイクも元気になりチームルビー復活!!は良いのですがその夜に学園内に侵入者が。もうそこまで悪が押し寄せているきているとも知らずに。

今作は学園を飛び出し課外授業、ハンターとしての実習クエストに出発!!そこで現役ハンターが同行しハンターとは何かを生徒に授業する。現役ハンター兼先生は普段お堅い話や自身の武勇伝を語るなんとも胡散臭い雰囲気だが、いざハンターの現場に出た先生は途端にハンターとなり生徒と同じ目線、それ以上に経験が豊富で幾多の修羅場を超えてきたかがわかる雰囲気になる。特にチームルビーに同行したウーブレック博士は普段早口でおしゃべりだけどうんちく臭いく知識バカな一面だがハンターとしての経験もいかに濃厚かがうかがえる発言や風格を都度かもしだす。

そんな大人が介入して生徒を導く姿が今作の見どころとなります。

 

 

感想

今作は単純にボリュームも増しそれだけでも満足なのに飽きさせない工夫が施されています。VOLUME1は序章で引き込みキャラクターの個性・人となりを見せて、VOLUME2では個々のキャラに視点を当て掘り下げていく。そのためのボリュームアップであれば大歓迎!!まさにルビーが言っていた通り「コクがあって癖になる~」がちりばめられておりVOLUME1は面白かったけど…とはならずVOLUME2は更に魅力的でより一層好きになりました。

 

個人的にはジョン・ピュラのコンビがさらに好きになりました。男は肉体的強さより、心の強さと優しさなんだなと感じました。本来性別上逆を連想するものです。「男は肉体的に強く、堂々と」、「女はか弱く、おしとやかに」ですが、このコンビはまるで正反対です。ジョンは「戦闘はダメダメで情けなく、気は小さい」、ピュラは「そこらへんの男だろうが女だろうが敵わない抜群の戦闘能力、勇敢で頼もしい」。だからこそ最初ジョンは男のあるべき姿を持っているピュラを見て劣等感を覚える。ピュラはオズピン学長同様ジョンのチーム指揮能力の高さを認めておりリーダーとしてなんとか自信をつけさせたいが空回りする。ジョンは情けないところがあり、最初は善人代表のようなピュラはほっておけないと思いジョンを何かと気遣う場面も多かった。しかし、そうして関わるうちに情けなくも誠実で心優しいジョンに惹かれていくが戦闘スキルしか特化していないピュラは年相応の女の子としてどうふるまってよいのかわからないでいるところがなんともこそばゆい。青春してんな~当のジョンはワイスにメロメロでそりゃ奥手になるよね。

ダンスパーティでのジョンのイケメンっぷりワイスに振られ、自分が落ち込むべき場面で女性としての魅力に自信が持てないピュラを励ましに行く。なかなかできることじゃない。

ルビー達はチームとしても自立しつつあり、作戦名で指示をだすなど連携もバッチリです。作成名「てんとう虫!!」ってなんて可愛らしい。

ルビーのセンスだな…ワイスだったら上品な作戦名付けそう。「アイスフラワーガーデン」とかね。

最後の列車での戦闘はRPGのワクワク感がありました。車両ごとに敵がいて先へ進むとまた強敵が現れ戦闘になる。ある程度戦闘が進むとイベントにはいる。ルビーのアクションゲームはファンが作成していますが、RPGでもルビー達の日常をプレイしてみたいですね。ちょっとした会話イベントが映画では語りつくせなった小ネタとかがちりばめられていたりなどゲームとしても続報がないか期待している今日この頃です。

 

 

まとめ

まだまだ本場アメリカでも日本語吹き替えされていないシリーズが控えている以上全シリーズやるでしょう…いやぜひやってほしい!!途中でローカライズ中止とかなったらショックで喪失感が半端ないでしょう。だからこそ今回私含め日本のファンが増えてその可能性も大きくなりました。

危なっかしくでも学生らしく生き生きと画面で動くキャラクターたちは凄く魅力的です。

それでは次もね~

 

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