【RWBY VOLUME4】アメリカ産 3DCGアニメ 感想

こんにちは、DAISUKEです。

ついに10月7日に公開「RWBY VOLUME4 日本語吹替版」!!

ビーコンアカデミー陥落から少し後、それぞれ違う道を歩み出した前作までのキャラクター達。VOLUME1〜3までをテレビ版でも放映された通りビーコンアカデミー陥落までがとりあえず物語の区切りとして終結した(と自分では思っている)。
VOLUME4はいわば新章開幕といったところか。

RWBY VOLUME4の見どころ

物語は悲しい結末を迎えたVOLUME3から少し後、ピュラがいないチームジュニファーと共にチームレンジャーとして旅に出るルビー達がグリム討伐を行うところから物語はスタートする。
敵の面々を出揃いつつあり物語は佳境を迎えている。
今回はそれぞれコスチュームも成長度合いに合わせて新調されており新章に相応しい仕上がりとなっています。それぞれ学生という立場から一個人に変わりコスチュームで大人っぽくなっています。
3DCGも進化して背景、質感が強化され、より演出に幅が出ています。キャラクターも綺麗になっていますが表情を豊かにするため、元のデザインを大事にしていることもうかがえます。

感想

今回は個人的には純粋な戦闘能力を高めるアカデミーを離れ、それぞれの道、目的を探す心の成長というよりは心の移り変わりというか心の整理というか、上手く言い表せませんがとても要な決断を個人ではなく本当にそれぞれのキャラクターそれぞれが決断していく物語だと感じました。シリーズの売りであるアクションにもさらに磨きがかかり、主題歌の曲も相変わらずノリノリでかっこいい!!

子供の成長を見守る親達

それぞれ大人っぽくなっただけで、やはり年相応の思春期の子供のように悩み、苦しみ、不安になり恐怖しています。それを周りの大人たちが背中を押すようなそんな作品になっています。そのため非常に大人達の登場、セリフ、子供達との対話のシーンが多いです。対話が多い中で今まで謎だった事実やキャラクターの過去が次々を明かされるため、全然退屈ではなく、売りであるアクションのごとく次々と明かされていく真実、今まで話さなかったキャラクター達の思惑、動き出す闇が表舞台へと続々侵食くる。


今回チームルビーメンバーの親が続々と登場している。親子で語り合うシーンを見て共通していることは親は子供が思っている以上に心配をしていて、子供が思っているよりずっと子供が行ってしまった過ちを受け止めて、子供が思っているより親は子供の過ちを迷惑だなんて思っていないことです。子供が道を踏み外さなく、元気でいてくれれば良いということです。

特に大人達の中で今回良かったのはクロウおじさんとシュニー家の執事ですね。クロウおじさんは孤高の存在ながらも甥っ子のルビーが可愛いのか何かと見守り手助けをしてくれるかっこいいおじさんです。ルビーがなつくのもわかるなあ。シュニー家の執事さんは親との反発、兄弟との仲などあまり居心地がいいとは言えない家庭で唯一本当の親よりも理解がありワイスを元気づける執事。こういった爺やの存在良いよなあ。ワイスがどこか家柄的に強気だけど思いやりがあるのはこの執事の影響じゃないかな。そして今作はなんとブレイクの両親も登場したのが驚きでクールで一匹狼を演じているブレイクにこんなにも温かい家族がいたなんて意外でした。ワイスの父は自分の子供に厳しいというよりは愛情があるのかというほど冷徹です。ワイスの母親が登場しないことに何か関係があるのでしょうか。

レンとノーラの過去

VOLUME1から性格や口調がまるで正反対な二人がなぜこれ程一緒にいるんだろうと思っていました。最初はただの幼馴染か異性としての関係かと思いました。そういう部分もあるのでしょうがどうも違うようでした。お互いがお互いを守るという正に運命共同体のような関係。今回は過去の2人のルーツに触れるシーンも多く、普段温厚なレンが感情的になるシーンも印象的でした。逆にいつも自由奔放なノーラがレンの心に寄り添う母性のような落ち着きが新鮮でした。

敵も人間なんだなあ

意外や意外、敵自身もトラウマを抱えている姿に安堵感というかなんというか。敵って一時的に怯え恐怖するか、逆上するかで、戦いが一度終われば恐怖より復讐心が勝るキャラクターが多い中で、今作いつも自信に満ち溢れ、女神の力まで得たシンダーがあれほどまでに怯えて声が上手く出せないほど心に深手を負わされているのが、シンダーの弱い部分も観れたのが新鮮でした。

謎の少年の存在

両親と農家と営んでいる少年がひょんなことから特別な存在に成りつつある。物語ではまだ多くが判明していないが次に繋がる事柄が起こると続編がまだあるという期待感があり、嬉しくなりますね。謎のというか選ばれた少年は運命に身を委ねていきどんな物語が待っているのか今後が楽しみです。

黒幕の登場?

今のところ悪の手先のトップとして君臨しているセイラム、都度都度ビーコンアカデミーの面々や裏で動いているルビーの叔父であるクロウなど、特にビーコンアカデミー学長のオズピン学長には積年の恨みがあるように伺える発言(オズピン学長は色んな人に不信感持たれている気が…)が出てくる。セイラムとの過去にも興味が湧いてきます。セイラムが何に脅威を感じているのか、ハンターにかそれともオズピンが守護していたあるものに脅威を感じているのか、それとも残り3人の四季の女神に脅威を感じているのか、いずれにしろ正義が一度陥落して悪がはびこりここから正義が復活する展開は燃えますね

まとめ

遂に始まったRWBY新章。3Dも新たな進を経てますます物語の核心に迫るVOLUME4。見終わるたびに爽快感、喪失感、そして謎を残しつつ終えるエンディングに悶々としつつも次回作があるという期待感が渦巻く構成となっています。考える理想は違えども同じ場所に集まりつつある仲間達。この後最終決戦に向かうのか、それともさらなる新展開が待ち受けているのか、まだまだルビーシリーズから目が離せませんね!!

 

シリーズの見どころもぜひ!!

アメリカ産 3DCGアニメ RWBY VOLUME1 感想

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それでは、次もね〜

 

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