【レッキングクルー】破壊は力だけではない、最大効果は知恵もあってこそ!

解体屋は今でこそショベルカーや振り子ハンマーで一発ドーン!

丁寧に解体するならネジをグリグリ、図面通りばらすか。

しかし、昔はとにかく解体と言う名の破壊。

一から創造するためには一度壊してから作り直す。

漫画、アニメでもよくある不器用な悪役がとにかく破壊の限りをつくして、一から創造するための理由とします。

気持ちはわかります。

私も高倉健ばりに「不器用ですから」。

今回紹介するレトロゲームは器用な君が不器用になり破壊を副業とするアクションパズルゲーム。

タイトル販売元開発元発売日フォーマットアーカイブス

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・レッキングクルー

ジャンルアクションパズル

プレイ人数1~2人

・任天堂

・インテリジェントシステムズ

・パックスソフトニカ(SFC版、Wii U版)

・1984年8月(AC版:【VS.レッキングクルー】として発売)

・1985年6月18日(FC版)

・1989年2月3日(FCDS版)

・1998年1月1日(SFC版:【レッキングクルー'98】として発売)

・1998年5月23日(SFC版:【レッキングクルー'98】として発売)

・2004年5月21日(GBA版)

・2008年2月5日(Wii版:バーチャルコンソールで配信)

・2011年8月31日(N3DS版:バーチャルコンソールで配信)

・2012年9月19日(N3DS版:バーチャルコンソールで配信)

・2013年6月19日(Wii U版:バーチャルコンソールで配信)

・2016年9月28日(Wii U版:【レッキングクルー'98】としてバーチャルコンソールで配信)

・AC(アーケード)

・FamilyComputer(ファミリーコンピュータ)

・FamilyComputerDiskSystem(ファミリーコンピュータディスクシステム)

・SuperFamicom(スーパーファミコン)

・GameboyAdvance(ゲームボーイアドバンス)

・Wii(ウィー)

・Nintendo3DS(ニンテンドー3DS)

・Wii U(ウィーユー)

・有

・Wii、N3DS、Wii U:バーチャルコンソール

本作のセールスポイント

・アイデンティティを失ったマリオがテクニックで解体屋に挑戦する。

・解体現場にありそうなもので、解体現場にいなさそうなモンスターが入り乱れる業務妨害アクションパズルゲーム。

・パズルを崩す動作を解体屋として破壊するという動作にしたことでの爽快感。

姫を助けるためには準備が必要!冒険だけが危険じゃない副業期間

今回のマリオの副業はレッキングクルーいわばビルの解体屋です。

ステージに点在するロッカーみたいな壁(1回で壊せる壁)、薄いレンガ(2回で壊せる壁)、濃い色のレンガ(3回で壊せる壁)、上り下りのできるハシゴ(1回で壊せる壁)を全て破壊することでステージクリアすることができます。

ステージ内では解体屋の業務営業妨害をしてくる「モンスター」、「ファイアーボール」や「ブラッキー」という意地悪なおじさんが襲ってきます。

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ブラッキーはマリオ、ルイージと同じ格好でハンマーを持っている。

同業他社のライバル企業の工作員か?

そんな他企業の妨害を阻止しながら破壊の限りをつくすというユニークなゲーム。

本作は効率良く破壊するための仕組みが様々用意されています。

破壊といえば「ダイナマイト」。

ダイナマイトを破壊すると仕掛けられた場所より両サイドをハンマー殴り一回分のダメージを壁に与えることができます。

本作マリオはハンマーを持っているとはいえ、破壊できるのは建造物のみ、お得意のジャンプもできません。

そのため挟み撃ちになると途端に無力と化します。

攻撃無しジャンプなしはマリオの特性を限界まで制限した攻略はなかなか厳しい。

アイデンティティ無しのマリオに全ての障害を乗り越えて攻略なんてできるのか。

マリオの能力が出せない以上、知恵やテクニックで攻略するしかありません。

基本的には自分の近場やジャンプできないことから同階層の届かないところは自分のいる階層の端から端へワープをして移動する。

あとは落下、もしくはハシゴを使って別階層の壁を破壊していきます。

道中ダイナマイトがあれば有効活用しましょう。

ダイナマイトはモンスターに囲まれた時も有効です。

ダイナマイトにヒットしたモンスターは落下していき危機を回避する方法もありますが、自らダイナマイトの爆風に当たることで床をすり抜けて挟み撃ちから脱出することができます。

タイミングがあえば非常に有効な手段です。

そして「ドア」を叩いて開くことでモンスターを誘導することもできます。

そして支柱を破壊し上に乗ってる「ドラム缶」をモンスターにぶつけることで生け捕りにすることができます。

本作はモンスターを消滅させる手立ては存在しないのでどうにかモンスターと接触しないようにするテクニックが必要です。

モンスターは階段も使って別階層にも侵入してマリオを追ってくるため常に動いて誘導したり振り切ったりする必要があります。

そして本作最大の難敵が同階層に一定時間とどまると出現する「ファイアーボール」。

テクニックを使う上でもモンスターの移動タイミングや破壊のタイミングなどをじっくり見定めたいところですが、そうはさせてくれないのが「ファイアーボール」です。

ファイアーボールは画面の端まで進むと消えますので逆方向に移動するか別階層に行けば良いのですが、その逃げ道にモンスターがいたら?

万事休すです。

このように本作はテクニックを繰り出すタイミングが重要になってくるスピード解きが必要なアクションパズルゲームです。

デザインモード」も搭載しておりステージを作って遊ぶこともできます。

まとめ

こんなにも重装備なのに、こんなにも頼りないマリオがビルを破壊するという矛盾。

しかし、プレイヤーとマリオの最大の武器は冒険心と勇気。

それを持ち合わせている限りマリオはプレイヤーのもとにいつでも現れる。

勇気と知恵を振り絞りビルを破壊する爽快アクションパズルゲームです。

そんな仕掛け満載のステージ構成は「大乱闘スマッシュブラザーズ」にも採用されています。

それでは次もね~

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