【タイムギャル】フルアニメーションで動き回る超絶美少女の時間旅行

タイムマシンを使えたらどの時代にとびたいだろう。

過去、未来?

原始時代、科学が発展した世界。

古代学者は文明の謎を解き明かす為に過去、科学学者は未来かな?

そんなロマンあふれる宇宙旅行。

でも適正がないと体調を崩してしまう可能性がある。

それは「時間酔い」。

いわゆる時差ボケや乗り物酔いの類が一気にくる感じだろうか。

どちらにせよ「慣れている人」や「元々素質がある人」などではないと難しいだろう。

今回紹介するレトロゲームはそんな時間旅行を慣れてしまったというギャルが活躍するLDゲーム。

タイトル販売元開発元発売日フォーマットアーカイブス

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・タイムギャル (TIME GAL)

ジャンルインタラクティブムービーレーザーディスクゲーム

プレイ人数1人

・タイトー

・日本ビクター(MSX版、X1版)

・ウルフチーム(メガCD版)

・パイオニア(メガLD版)

・エグゼコ・デベロップメント(SS版)

・タイトー

・ウルフチーム(メガCD版)

・ハイテックラボジャパン(PC版、メガLD版)

・エグゼコ・デベロップメント(SS版)

・1985年10月(AC版)

・1986年(MSX版、X1版)

・1992年11月13日(メガCD版)

・1994年(PC版)

・1995年3月25日(メガLD版)

・1996年7月5日(PS版:【タイムギャル&忍者ハヤテ】に収録して発売)

・1997年1月17日(SS版:【タイムギャル&忍者ハヤテ】に収録して発売)

・2017年4月5日(iOS版、Android版)

・AC(アーケード)

・MSX(エムエスエックス)

・X1

・MEGA CD(メガCD)

・PC

・MEGA LD(メガLD)

・PlayStation(プレイステーション)

・SEGA SATURN(セガサターン)

・iOS

・Android

・無

本作のセールスポイント

・主人公レイカがとても可愛く、愛嬌があり、見た目に反してコミカルな描写がプレイヤーを惹きつける。

・10000枚ものフルアニメーションで描くSF物語。

・LDゲームという特殊で短命だった作品なため珍しい。

ストーリー

紀元31世紀、人類はタイムマシンの開発に成功。

しかし、1台しかないタイムマシンは史上最大の悪党❝ルーダ❞に強奪された。

時空の彼方へ逃げ去ったルーダが過去の世界に干渉すれば、人類の歴史が危なくなる。

タイムマシンを奪い返す追跡者に選ばれたヒロイン❝レイカ❞は小型タイムスーツに身を包み、ルーダを追って紀元前7000万年にタイムワープ。

追跡に気づいたルーダは、行く時代の先々にさまざまなワナを仕掛けている。

対するレイカの武器は、光線銃ライトブラスターと、タイムスーツに備えられたタイムストップボタンだけだ。

タイムトラベルは始まっている。

もう引き返すことはできない。

あなたの的確な判断と素早いマウス操作でレイカを誘導し、人類の危機を救え!

「PC版タイムギャル」裏表紙より

動き、愛嬌、美貌タイトーの看板キャラクターも担った時をかける少女

本作タイムギャルはLDゲーム(レーザーディスクゲーム)という近年では見られない大変珍しいジャンルのゲームです。

美しい映像を映し出すことのできるものとして注目されたが熱暴走による故障の多発や、ゲームは選択肢による画像の切り替えしかできず、ゲーム性が単調なものになったため安価で高品質なCDの登場で衰退することになる非常に短命な媒体であった。

しかし、その映像自体の完成度が高くLDゲームジャンルとしてCD媒体に移植されはじめており、様々な作品がCD媒体に移植されました。

LDゲームは映像作品を自分で動かしている感覚が強く、物語の選択により結末やパターンが変わるなど高速で進むアドベンチャーゲームのような爽快感を与えている。

本作もその一つであり、本作自体様々な媒体で発売されている。

その中でも光を放つ国産LDゲームが本作「タイムギャル」である。

本作は「忍者ハヤテ」、「宇宙戦艦ヤマト」に続くタイトーのLDゲーム第3弾として稼働開始した作品で主人公のレイカはそのビジュアルとゲーム内のコミカルさからタイトーの看板キャラクターだった時期もあり、今でも人気の高いキャラクターです。

タイムギャルの主人公「レイカ」は18歳の歴史保安警察所属の歴史保安官のエース。

タイムマシン開発者サーモン博士の娘。

幼い頃からサーモン博士のタイムマシン研究の被験者として様々な時空を飛び回っていた適正から今回の物語の主人公となる。

愛娘を被験者にするなんてなんて親だ!と思うかもしれないが、レイカにとっては様々な時代を行き来するのは当たり前でまるで庭で遊ぶような感覚だったのではないだろうか。

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レイカはタイムジャンプとタイムストップを兼ね備えた時空間航行服「タイムスーツ」を使いこなし、タイムマシンを奪った大悪党「ルーダ」を追って様々な時代にとぶ。

ルーダは未来から過去の世界に逃亡したため、過去からルーダを追跡し調査を行う。

その行く先々でルーダの罠が用意されており、それを掻い潜りながら追跡を行います。

ここからゲームシステムの見どころで様々な時代にタイムスリップしたレイカはその時代を駆け回り、ルーダを追いかけるのですが、そこには障害がいっぱい。

アニメーションが流れるとレイカが生き生きと動きその時代を駆け回ります。

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そこにレイカの行動を促す矢印が表示されてその方向に入力を行うという割と簡単な操作。

今でいうQTEシステムだけのゲームをCGではなくフルアニメーションでやったという感じ。

しかし、タイミングや押して成功するまでの時間が短く初見だと難しい。

覚えてしまえば簡単。

死んで覚える死にゲーに近いです。

そして最後に選択肢(タイムストップ)が発動しその選択肢によってアクションが変わります。

本作の魅力は矢印の選択や選択肢により、その選択肢特有のミスショットを拝めることです。

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レイカは年相応の言動だが大変大人の色気も醸し出した美人です。

足もすらりと長く程よくむっちむち感もでていて正に男性なら誰もが振り向くOL美女。

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しかしミスショットになると年相応の少女や80年代のコミカルなアニメーションの反応を示し、それらのショットがファンの心を掴みました。

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アニメーションを使うならお堅い場面ではなくのびのびと、ミスはダイナミックにこけるとメリハリがついた楽しいアニメーションとなっています。

ミスした時のルーダの高笑いもなかなか腹が立って上々の出来です。

本作のアニメーションは東映動画が担当しているためクオリティが高く10000枚のフルアニメで再現しているという豪華さ。

ステージは全16ステージ構成されています。

どのステージも時代背景に乗っ取ったもので追跡しているのにまるで探検やトレジャーハントをしているかのような爽快感。

美女、コミカルのギャップが愛嬌という女性の魅力の根幹を生み出しているため本作はLDゲームの中でも特に人気が高い。

余談ですが、かく言う私もタイムギャルの大ファンであり、様々なタイムギャル関連商品を所持している。

思い出せば小さい頃、こんなお姉さん憧れを抱いたものです。

まとめ

これだけのクオリティでセル画のフルアニメーションのゲームは今ではなかなか難しい。

そう言う意味でもセル画でのフルアニメーションは貴重です。

今は紙芝居の動きに大ボリュームなテキストをフルボイスにした方が現代っ子は喜ぶでしょう。

現に本作、登場人物ボイスはレイカとルーダのみ。

それでもレイカが活き活きと各時代を飛び回り悪を追い詰める姿を描き切っています。

LDゲームに多く触れてみたい場合はタイトーLDゲームのカップリング作品でPS版とSS版で発売した「タイムギャル&忍者ハヤテ」がオススメです。

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メガCD版は他のアーケード移植とは一味違いウルフチームによる珠玉のドット絵はオリジナル版のタイムギャルを限りなく忠実に再現しつつ、ドット絵ならではの味で演出しています。

こちらもオススメです。

また上記含めタイムギャル関連の作品はどれも中古はプレミア価格となっているため、iOS/Android版であれば安価で遊ぶことができます。

こちらは安価で追加課金で設定資料も閲覧できるお得な作品です。

それでは次もね~

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