【メタルスラッグ5】大きな軍事組織の裏にある怪しい集団の陰謀とは

個人的には宗教は怪しいと思っている。

でも信じるか信じないかは個人次第であるし、私は形のないものを信じていないわけではない。

だから信じるのは自由だが、他人に押しつけるのは良くないことだと思っている。

私も昔、大学で同じクラスだった人に偶然声をかけられて宗教勧誘されたことがあった。

しかも結構強引にだ。

正直怖かったし、少しショックだった。

少なくとも同級生が手段を選ばず強引に物事を進めようとした姿に恐怖した。

武装していたら尚更恐怖していたかもしれない。

その暴挙な強引さがあるから宗教は怪しいと思ってしまうのだ。

今回紹介するレトロゲームはそんな宗教団体が武装し戦闘を行ったらどうなるかが分かるアクションシューティング作品の5シリーズ目。

タイトル販売元開発元発売日フォーマットアーカイブス

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・メタルスラッグ5(METAL SLUG5)

ジャンル アクションシューティングゲーム

プレイ人数1~2人

・SNK

・ハムスター(PS4版、XboxOne版、NSW版)

・SNK

・エムツー(PSP版、PS3版)

・2003年(AC版)

・2004年2月19日(NG版)

・2005年4月28日(PS2版)

・2005年7月28日(Xbox版)

・2007年2月22日(PSP版:「メタルスラッグコンプリート」に収録して発売)

・2007年5月31日(PS2版:「メタルスラッグコンプリート」に収録して発売)

・2007年6月28日(PS3版、PSP版:「メタルスラッグコンプリート」に収録してプレイステーションアーカイブスで配信)

・2007年12月27日(Wii版:「メタルスラッグコンプリート」に収録して発売)

・2009年8月17日(PSP版 DL版:「メタルスラッグコンプリート」に収録して配信)

・2015年3月18日(PS3版:プレイステーションアーカイブスで配信)

・2015年8月19日(PS3版:「メタルスラッグコンプリート」に収録してプレイステーションアーカイブスで配信)

・2018年12月13日(NSW版:アーケードアーカイブスで配信)

・2018年12月13日(PS4版:アーケードアーカイブスで配信)

・2018年12月13日(XboxOne版:アーケードアーカイブスで配信)

・AC(アーケード)

・NEOGEO(ネオジオ)

・PlayStation2(プレイステーション2)

・PlayStation Portable(プレイステーションポータブル)

・PlayStation3(プレイステーション3)

・Wii(ウィー)

・Xbox(エクスボックス)

・PlayStation4(プレイステーション4)

・XboxOne(エクスボックスワン)

・Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)

・有

・PS3版、PSP版:「メタルスラッグコンプリート」に収録してプレイステーションアーカイブスで配信

・PSP版 DL版:「メタルスラッグコンプリート」に収録して配信

・PS3版:プレイステーションアーカイブスで配信

・PS3版:「メタルスラッグコンプリート」に収録してプレイステーションアーカイブスで配信

・NSW版:アーケードアーカイブスで配信

・PS4版:アーケードアーカイブスで配信

・XboxOne版:アーケードアーカイブスで配信

本作のセールスポイント

・捕虜にも役割を!バリエーションにとんだ捕虜のアニメーション。

・工作員(スパイ)アクションらしいステージ構成。

・シリーズ屈指の不気味な集団との戦い。

ストーリー

次世代メタスラを開発中の研究所が襲撃を受け、機密ディスクが強奪された。

これを奪還するためにマルコとターマはその行方を追う。

一方、エリとフィオは調査に訪れた古代遺跡で、一連の犯行が武装組織「プトレマイック・アーミー」によるものだと知った。

機密奪還と組織壊滅のため、4人が再び集う!

「メタルスラッグコンプリート」説明書より

シリーズの暴挙!メタルスラッグシリーズの中ではなかなかぶっ飛んだテーマでお送りします

本作はシリーズ6作目にして様々な要素を追加したメタルスラッグになります。

大きな変更点は「スライディング」が導入されたことです。

スライディングはしゃがみながら高速移動ができるもので敵からの攻撃をかわしながら素早く立ち位置を修正できるので攻略に役立てましょう。

キャラクター

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本作は前作追加された「トレバー・スペイシー」、「ナディア・カッセル」は削除されお馴染みの4人組に戻りました。

本作もルート分岐が存在します。

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メカニックも新旧様々なメカニックが登場します。

本作は全5ステージで従来の作品よりは少なくなっています。

3でも5ステージで最終面が異常に長いというものでしたが、本作は1ステージ毎に少し長めに作成されており、全体でバランスの良い長さとなっています。

ミッション1

ミッションボス

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ミッション2

ミッションボス

 

ミッション3

ミッションボス

 

ミッション4

ミッションボス

 

ミッション5

ミッションボス

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前作4にも登場した上下のステージ。

個人的には上下に進むステージがあるのは主人公の設定が工作員なだけにスパイ的潜入捜査感が出て私は大歓迎のステージ構成。

 

本作は捕虜が捕まっているだけではなく、サポートを行う立ち位置となっています。

今までも捕虜は救出した際にアイテムを残してくれるなどのサポートはあり、本作もそれは健在です。

ですが、本作の捕虜は捕虜ではなく一人の工作員としての働きを発揮しています。

例えばジャングルの川を通る際の水先案内人を捕虜が行っていたり。

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亀仙人ばりのなにはめ波を放ち援護することもできます。

老兵恐るべし、それも追尾式。

捕虜役も若い人に譲ると言わんばかりに本作はサラリーマンが捕虜として登場。

捕虜が逃げる際、戦場からの退避なので今までの捕虜は工作員の仲間なのでなんとか逃げれると思いますが、一般のサラリーマンが逃げれるのか心配ですが、逃げれるみたいです。

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しかも高所からダイブして逃げるサラリーマンもおり、その肝が据わった姿は是非工作員としてスカウトしたいものです。

本作残念なのは攻撃された瞬間に当たりが確定してしまい、回避不可な攻撃があり、その攻撃を放たれるか否かによって難易度が変わってしまうのが難点と感じた。

一撃死ゲームでこれは痛い。

今回は悪霊的な宗教組織が相手、見た目に惑わされるな!

本作は前作シリーズまでの兵士、軍隊や宇宙人、科学の力とも違った魔の力を信じる集団が敵となります。

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一見前半のステージは原住民や兵士、ガスマスク兵士、指揮官などが敵として登場するのですが、後半になるとそれを操る黒幕が姿を現します。

言い方は悪いかもしれませんが宗教団体に武器を持たせたという非常に危険な集団です。

ガスマスクなどテロ的な匂いも醸し出しています。

作成された時代の事件もモチーフにしているのならちょっと怖いですね。

しかし、表現にラフな時代。

こういうのにいちいち敏感になる人も少なかったかもしれません。

現代は過敏すぎて表現が息苦しい。

ただでさえ怪しいマスクに身を包み武器まで持っていたらホラー映画のピエロのような不気味さがあります。

まとめ

本作はスライディングや敵のデザイン、捕虜の扱いなど役割によってのデザイン変化が多く存在します。

それだけに展開として派手な展開はあまりありません。

ドタバタで制作した4とは違い新要素を加えて挑んだ本作ですが、メタルスラッグはそれほどシステム的に変化をもたらさなくても面白い。

むしろデザインやアニメーション等々を凝った作りなのが最大の売りなので、その長所を伸ばすことがシリーズには必要です。

前作から続く上下のアクションにより兵士たちのワイヤーアクションも目立ち、それらで上下からも襲い来る臨場感は引き出されています。

初代が好きな人には不満かもしれませんがメタルスラッグシリーズはナンバリングごとに大きく敵の種類を変えています。

そのことから私は「色んな思想・団体が武器を持ち暴挙にはしる」ことを知りました。

それはいかに物事の解決が言葉だけでは叶わないか、自分達を守るために武器を持たなければならない選択肢に陥らされるか。

悲しいかな、なかなか無血で解決することは難しい。

そんなテーマをナンバリングごとに表現していて私は面白いと言ったら語弊がありますが興味深いテーマだと感じます。

それでは次もね~

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