【メタルスラッグ2】前作とはテイストの違う演出!ラスボス戦は予想だにしていない展開が!?

地球人はいつまで地球人の問題で悩んでいるのだろうか。

そんな内戦をしている間にも地球外から脅威が迫ってきているかもしれないのに。

それは他の星も同じなのであろうか。

自分の星のことで手一杯で宇宙の調査など微塵も考えていないのだろうか。

ともあれここ地球が存在するのだから、他の星も確率的に存在しても良いし。

確率的に地球外生命体が攻めてきてもおかしくはない。

今回紹介するレトロゲームはそんな不測の事態にも立ち向かうスーパー工作員たちのアクションストーリー。

タイトル販売元開発元発売日フォーマットアーカイブス

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・メタルスラッグ2(METAL SLUG2)

ジャンル アクションシューティングゲーム

プレイ人数1~2人

・SNK

・ハムスター(PS4版、XboxOne版、NSW版)

・SNK

・D4エンタープライズ(Wiiバーチャルコンソール版)

・エムツー(PSP版、PS3版、PSVITA版)

・1998年(AC版)

・1998年4月2日(NG版)

・1998年6月25日(NGCD版)

・1999年(AC版:「メタルスラッグX」として発売)

・1999年5月27日(NG版:「メタルスラッグX」として発売)

・2001年1月25日(PS版:「メタルスラッグX」として発売)

・2007年2月22日(PSP版:「メタルスラッグコンプリート」に収録して発売)

・2007年5月31日(PS2版:「メタルスラッグコンプリート」に収録して発売)

・2007年6月28日(PS3版、PSP版:「メタルスラッグコンプリート」に収録してプレイステーションアーカイブスで配信)

・2007年12月27日(Wii版:「メタルスラッグコンプリート」に収録して発売)

・2007年4月26日(PSP版、PS3版:「メタルスラッグX」としてプレイステーションアーカイブスで配信)

・2008年9月30日(Wii版:バーチャルコンソールで配信)

・2009年8月17日(PSP版 DL版:「メタルスラッグコンプリート」に収録して配信)

・2011年9月29日(PSP版、PS3版、PSVITA版:配信)

・2012年7月10日(Wii版:「メタルスラッグX」としてバーチャルコンソールで配信)

・2015年8月19日(PS3版:「メタルスラッグコンプリート」に収録してプレイステーションアーカイブスで配信)

・2017年6月1日(PS4版:アーケードアーカイブスで配信)

・2017年6月1日(XboxOne版:アーケードアーカイブスで配信)

・2017年7月6日(NSW版:アーケードアーカイブスで配信)

・2017年10月5日(PS4版、XboxOne版、NSW版:「メタルスラッグX」としてアーケードアーカイブスで配信)

・AC(アーケード)

・NEOGEO(ネオジオ)

・NEOGEO CD(ネオジオCD)

・PlayStation(プレイステーション)

・PlayStation2(プレイステーション2)

・PlayStation Portable(プレイステーションポータブル)

・PlayStation3(プレイステーション3)

・Wii(ウィー)

・PlayStation Vita(プレイステーションヴィータ)

・PlayStation4(プレイステーション4)

・XboxOne(エクスボックスワン)

・Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)

・有

・PS3版、PSP版:「メタルスラッグコンプリート」に収録してプレイステーションアーカイブスで配信

・PSP版、PS3版:「メタルスラッグX」としてプレイステーションアーカイブスで配信

・Wii版:バーチャルコンソールで配信

・PSP版 DL版:「メタルスラッグコンプリート」に収録して配信

・PSP版、PS3版、PSVITA版:配信

・Wii版:「メタルスラッグX」としてバーチャルコンソールで配信

・PS3版:「メタルスラッグコンプリート」に収録してプレイステーションアーカイブスで配信

・PS4版:アーケードアーカイブスで配信

・XboxOne版:アーケードアーカイブスで配信

・NSW版:アーケードアーカイブスで配信

・PS4版、XboxOne版、NSW版:「メタルスラッグX」としてアーケードアーカイブスで配信

本作のセールスポイント

・前作とまたテイストの違う新しい演出、ストーリーが繰り広げられる。

・新しいキャラクター、兵器が追加されている。

・物語のスケールが大きくなった。

ストーリー

前回の大戦から2年が過ぎても、世界各地で散発的な反乱が発生していた。

そこにモーデン元帥の影を感じ取った正規軍の参謀本部は、マルコとターマに第二次クーデター勃発を防ぐ任務を与える。

さらに、今回は情報局特殊部隊スパローズ所属のエリとフィオとの共同作戦が義務づけられていた。

「メタルスラッグコンプリート」説明書より

共同戦線も頷ける宇宙から脅威が降ってくる

前作無印版は圧倒的なグラフィックと人間味溢れる表現で画面が生きているような感覚におちいるほど素晴らしいものでした。

本作も良い意味で変わらず、そのグラフィックは健在、システム的にも大きな変化はありません。

もはや変わらずの変態グラフィックこそが続編に必要なもので変なシステムのテコ入れなどは不要です。

本作は前作の2年後、相も変わらず悪さを企むモーデン元帥。

しかしそんな最中モーデン元帥も予期せぬ不測の事態が本作では繰り広げられる。

キャラクター

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主人公は前作同様「マルコ・ロッシ」、相棒の「ターマ・ロビング」。

加えて本作初の女性プレイアブルキャラクターの「エリ・カサモト」と「フィオ・ジェルミ」が追加されました。

本作から最初に出撃させるキャラクターを選択できます。

キャラクターごとに性能の差はなく見た目だけの要素となります。

女性主人公が追加されたことにより戦場にも女性が出ているという意味で補給員として女性が追加されるという設定もしっかりと反映されています。

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また本作は状態異常としてある食べ物を食べると動きが鈍く、武器使用の制限もかかる「デブモード」が登場し、一撃死誘発するような仕掛けとして実装されています。

デブモードで息切れする仕草もしっかり実装し、隙がうまれています。

抜かりない…容赦ない…

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兵器も前作のメタルスラッグ(特殊戦車)だけではなく様々な乗り物(スラッグ)が登場し、その場に合った(世界観的にも場面的にも)兵器が登場します。

本作は全6ミッションで構成されています。

ミッション1

ミッションボス

 

ミッション2

ミッションボス

 

ミッション3

ミッションボス

 

ミッション4

ミッションボス

 

ミッション5

ミッションボス

 

ミッション6

ミッションボス
「メタルスラッグ2」ミッション6ボス1 「メタルスラッグ2」ミッション6ボス2 「メタルスラッグ2」ミッション6ボス3 「メタルスラッグ2」ミッション6ボス4

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ステージ全体を見渡すと前作とは違い、エジプトステージには原住民兵士や遺跡の発掘おじさん、遺跡にはミイラ。

そして宇宙人などSFやオカルト的な要素が追加されています。

脅威となるのは人間だけではなく地球外生命体も対象となっているためクセのある攻撃を放ってきます。

細かい演出の数々は本作も健在!今回はちょっとテイストを変えた演出も…

今回も変態演出は健在。

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物全体ではなく一部分、例えば車両の天上だけ銃の弾丸で貫いたような演出はあまりの細かさに圧巻でした。

前作は正に戦場で兵士を中心とした表現でしたが、本作は敵の種類も増え、また変わった演出となっています。

エジプトでアラビアンな場所ではターバンをまいた人々が兵士として戦っています。

そして本作から人間以外の敵も多く登場しモーデン一人が脅威ではなく地球規模で侵略されつつあることが演出を通してストーリー的に伺えます。

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遺跡の発掘現場では呪いオカルトの類でミイラが登場。

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その吐く息は人間をもミイラに変えてしまいます。

これは主人公も同様でミイラの攻撃を受けると「ミイラ化」してしまいます。

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前作にも雪ステージで登場した雪国おじさんも再登場したが、最後のやられかたは気の毒にすら思うほど切ない。

宇宙人の襲来の前触れも密かに写真映りの悪い目撃写真のように演出されている点もUFO好きとしてもたまらない。

上記写真の空を見てください。そこに映るのは…

実験人間っぽい異質なエイリアンのようなモンスターも収容されており、もはや陰謀説は隠しきれない。

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そして締めにはUFOの存在の確認とともに襲い来る宇宙人。

モーデンの野望はどこにいったのかと思うぐらい怒涛の異形種の登場に主人公たちも戸惑うとこだが、そこはエージェント。

不測の事態にも平気な顔して淡々とミッションを遂行する姿は映画さながら。

舞台や敵も変われば表現は変化させる。

あれだけのグラフィックを前作で残して焼き増しも可能なのにあえてしないその変態的こだわりは本作も健在でした。

メタルスラッグXとの違い

メタルスラッグXは本作2のリメイク版として発売された作品で、ステージ構成は同じですが、背景の違いや武器の増加、敵の配置による難易度調整が行われています。

また2であった処理落ちの改善などが違いとしてあります。

私が客観的に見て顕著な違いは背景でした。

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特に朝昼夕夜の表現が2とXでは違ったり、逆になっていたりします。

なんだかこれだけでまるで別ゲー、別世界線のメタルスラッグのような感覚になります。

ボスキャラクターなども変更されているため、両方遊んでも楽しい。

基本的にメタルスラッグシリーズはシステムが大きく変わらないのでステージ背景が変われば新鮮な気持ちでプレイできます。

まとめ

本作もグラフィックだけでなく、それをよりリアルに見せるアニメーションの演出が光る。

またオカルトやSFを取り入れることで、前作にあった人間味では対処できない、無機質な予測不能な戦いが演出されています。

前作以上に情報量を詰め込んだせいかいい意味2では処理落ちという事態にもみまわれました。

Xでは処理落ちも改善されたばかりか敵の配置か調整まで入り、完全版として至れり尽くせり。

ですが、ボスなどが変更されていたり、別作品としての側面も多く持つため、2、X両方プレイしても楽しめます。

そのため2単体での攻略の面白さは残っています。

前作記事でもご紹介した通りメタルスラッグシリーズは原版でプレイしようとするとプレミア価格のためプレイするのが困難です。

しかし「メタルスラッグコンプリート」であれば安価であり、アーカイブスも配信されていて7作品が一つにまとまったお得仕様。

是非そちらでプレイすることをオススメします。

それでは次もね~

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