【だんじょん商店会】ほうきに乗って小さな魔女がファンタジー世界でお店はじめました

「だんじょん商店会」タイトル

今や売ってないものがないと言われるほどアマゾンの品揃えは凄まじく他の追随を許しません。

それではアマゾンに売ってないものはとオリジナル商品を展開して生き残りをかけて日々様々な企業が奮闘しています。

そんな中ある町にアマゾンでは全部の商品が手に入らないなんとも異色のお店が存在するとのこと。

そのお店はなんと女の子が一人で経営しており、お店番や商品の調達を自ら一人で行う正にスーパーウーマン。

しかし、そんなアマゾンに一つもない商品を扱う彼女のお店ですが、売り上げはそれほど…

何故なら彼女のお店はファンタジーの世界で冒険に役立つアイテム専門のお店なのです。

今回紹介するレトロゲームはファンタジー世界でお店を経営することができるシミュレーションゲーム…と思いきや商品を調達するために冒険にも出かけることができる要素も備えたRPGゲーム。

「だんじょん商店会」表紙「だんじょん商店会」裏表紙
タイトルだんじょん商店会~伝説の剣はじめました~
販売元講談社
開発元キノトロープ、株式会社シエスタ
発売日1998年10月29日
ジャンルロールプレイングゲーム
フォーマットPlayStation(プレイステーション)
プレイ人数1人
アーカイブス有:2011年10月26日(プレイステーションストア)

良作であることも紹介する理由ではあるのですが本作の開発元が異色のゲームを販売したことで一部で非常に有名なため合わせて紹介します。

開発元の「キノトロープ」という会社でこのゲームを発売した翌年1991年に最後のゲームを開発してからゲーム事業から撤退して現在はWEB系のシステム会社として2017年に20周年を迎えています。

その最後のゲームこそが幻のPCゲームと言われている「ガラージュ」というゲームです。

幻と言われたこのゲームわたくし所持しております。

今回はだんじょん商店会の紹介なのでガラージュの紹介はまた今度。

私も大のお気に入りゲームなので少し時間をかけて紹介したいと思いますのでお楽しみに!

ちなみに本作のがゲームデザインとシナリオ担当した「藤浪智之」とキャラクターデザインを担当した「佐々木亮」は夫婦であり正に共同作業。

夫婦で素敵な作品を一緒に作るなんて素敵ですね!

本作のセールスポイント

・商品をお得意様と冒険をして仕入れ、お得意様に買ってもらって友情を深め様々なイベントが発生するサイクルが病みつき!

・商品の仕入れ方法は多岐に渡り存在し様々な仕入れルートを開拓していくのも楽しい。

・勇者から魔王まで様々種族と分け隔てなくお得意様として交流できる。商人に国境無し!

ストーリー

あなたは新米の魔女。パートナーである猫と共に、

見知らぬ町へやってきたばかりです。

ここはダンジョンと冒険でにぎわう町。

冒険者相手の道具屋をはじめようと思いつき、ちいさなお店を開くところから、

あなたの物語は、はじまります……。

だんじょん商店会~伝説の剣はじめました~説明書より

 

お得意様との関わり方で変化するシナリオとエンディング

「だんじょん商店会」キャラクター1

主人公の「サララ」は魔法の修行を終え見知らぬ町でお店を始める魔女の女の子。

ここはファンタジーの世界なので様々な人種、種族を相手に商売をしていきます

お客様の要求を満たしてお得意様になってもらいましょう。

「だんじょん商店会」キャラクター3 「だんじょん商店会」キャラクター4

お得意様は「勇者」、「騎士団」、「女盗賊」、「魔術師」、「研究家」、「伯爵」と多岐にわたるが「獣人」、「ヴァンパイアハント」はたまた「魔王」、「ドラゴン」と商人は商売のためなら客を選ばないプロっぷり。

ゲームの目的はこのお得意様を助け目的を果たせばエンディングとなります。

お得意様ごとにエンディングが用意されているためマルチエンディングとして何度も楽しめる要素となっています。

サララの1日はお店かだんじょん攻略か

プレイヤーの一日の基本行動は「お店番をする」もしくは「お店で売るアイテムの調達を行う」かです。

・販売アイテムの調達

何はともあれお店を開いても売るものがなければ始まりません。

お店で扱うアイテムの調達は様々あるがダンジョン探索が一番レアなアイテムやお得意様のおめがねに叶うアイテムが手に入ります。

サララは魔女ですが戦闘のプロではありません。

そのため頼もしい仲間を連れて探索に行きたいものです。

「だんじょん商店会」酒場

そんな時は「冒険者の酒場」に行きましょう。一緒にダンジョンに行ってくれる「グループ」が見つかります

余談ですが上の画像左の戦士。私最初頭にリボンしておねえかと思いましたがこのリボンはサララの顔グラフィックのリボンが丁度頭の上と重なっているだけです。

グループは上記でも紹介した勇者などのグループです。

「だんじょん商店会」バトル2

仲間になるには知り合いになる必要があるほか時間帯ごとに冒険者のグループも変わってくる。

「だんじょん商店会」バトル1

一見めんどくさそうですが様々なグループと知り合いになることでダンジョン攻略の幅が広がり、更には連れていくグループによってはアイテムの入手率も変わってくるので是非色んなグループと「知り合い」になりましょう。

「だんじょん商店会」ショップ2

一緒に冒険に出かけることでそのグループの「お得意様度」が上昇するので後々お店のお得意様としても頻繁に来店してくれるようになったり様々なイベントが発生してシナリオが進行します。

本作冒険にはちゃんと商店の実績として反映されるのが良いですよね。

例えば、サララのお店で勇者グループが買い物を行い装備を購入した後に勇者グループを探索に誘うと勇者グループがサララのお店で購入した商品を装備して参加してくれるのです。

そのために購入したといえばそれまでなのですが、こうしてゲームに反映させているのは非常に丁寧で面白い作りだなと思います。

色んなゲームをプレイしてきましたが相手のためにアイテムを調達するいわゆる「お使いクエスト」は行えば行う程だるいクエストです。

それはそのキャラクターのためになっているとか自分の攻略の役に立っているかが感じにくいからだと思います。

いわゆる「作業ゲーム」にありがちな「やりがい喪失」な要素です。

このゲームはそれらをキュートな世界観同様に「あっ…ちゃんとみんなの役に立ってる」と「達成感とやりがい」を程よく感じることができます。

現代の仕事で我々が感じにくく忘れ去ったことを思い出させてくれます。

お金を稼ぐって大変…

「だんじょん商店会」ダンジョン1

ダンジョンでのアイテムの収集方法はRPGの王道であるオブジェクトを調べることで発見する方法。

モンスターを倒すことで得られるドロップアイテムがあります。

しかし、本作さすが商人のゲーム!なんとモンスターと交渉を行いアイテムをゲットすることができるのです!

ドラクエモンスターズでいうところの「仲間になりたそうにこっちを見ている」が「アイテムをあげたそうにこっちを見ている」なプレイが可能になっておりモンスター側から戦闘以外のアクションが発生するところも魅力の一つでしょう。

・お店の経営

お店を開く日は仕入れた商品を実際に販売しましょう。

「だんじょん商店会」ショップ1

商品の配置や仕入れた商品の種類によって購入を検討するお得意様も変化します

「だんじょん商店会」ショップ3

また購入の際の販売価格をプレイヤー自身が設定することができるのですが、ただ高く設定すれば良いというものではなくお得意様の購入意欲がわくような適正価格に設定しましょう

せっかく仕入れても売れなきゃ売り上げは0です。

もちろん購入してもらうことによって得られるものはお金だけではありません。

「だんじょん商店会」ショップ4

来店するお得意様の心象を良くしてリピーターになってもらったり、旅のお供、またイベントの発生には欠かせない要素でもあります。

冒険を行うことで冒険者レベルが上がり冒険者としてのステータスが上昇します。

また商人としての商人レベルも設定されている。これは「商店会本部」に会費を納入することで上昇する。

「だんじょん商店会」キャラクター2

商人レベルの上昇により、商店会本部、教会、盗賊ギルドなどから仕入れられる商品が増える

つまり上納金を納めれば良い品を回してやるよというがめつい税金さ。

「だんじょん商店会」商店会

それもそのはず商店会本部の会長さんの名前は「ガメッツ」優しい顔してガメッツとは名前に裏が見えるようだ。

この調達と販売を繰り返すことで物語の進行やイベントの発生、プレイヤーが行えることが増えてくる。

また冒険者・商人ステータスのレベル上げを行うことで更なる深度のダンジョンやレアなアイテムの調達が可能となる。

「だんじょん商店会」漫画1 「だんじょん商店会」漫画2

こうしてどちらか2極の日常を選択してサララの日常は今日も過ぎ去っていく。

今日も一日お疲れ様。

 

まとめ

本作はある意味自営業の大変さと楽しさ、やりがいをファンタジーの世界で体現したようなゲームです。

ゲームアーカイブスも配信されているのでPS3、PSP、PSVITAをお持ちの方はそちらでプレイすることも可能ですので合わせておすすめしたい作品です。

PCゲームのようにゴリゴリ現実味のある玄人向けのシミュレーションゲームではなく、だからと言って家庭用ゲーム機でよく見られる簡素な商売システムとはまた違う作り込みで現実とリアリティのなさの中間をとったファンタジーの世界をテーマにした挑戦的作品であり、遊びやすい作品ともなっています。

自営業の大変さは私自身に経験はないのですが身近な人が経験者なので苦労とそれと同時にやりがいも同時に見てきました。

別の紹介でも書きましたが、ゲームは体験です。

時間などを短縮した簡易版だとしても要素さえ丁寧におさえればそれは体験となります。

どんなに短いゲームでも濃縮された内容であればプレイヤーの想像力と体感時間は何倍にもなります。

太く短く。人生と同じですね。

私はどちらかというと太くにしろ細くにしろ人生は長いほうが良いな。

明日発売されるゲームを前になかなか人生は終われないよ。

それでは次もね~

よろしければシェアお願いします!