こんにちは、DAISUKEです。
私はレトロゲームの収集を行っているのですが今現在は殆どのコレクションの9割9分はディスク形式のゲームです。
今後レトロゲームとなりつつあるものを収集する上で参考になるかもしれないと思い紹介したいと思います。
コレクターの価値観とは
まずは私なりのコレクターとしてのコレクションの考えを述べておきたいと思います。
収集を行う際「自分しかわからない価値観のコレクション」と「世間も認めるコレクション文化が根付いているもの」に分かれると考えています。
前者はニッチなものなので他の人に価値観は共感されない。しかし、他の人が関心がない分、市場も小さく競合は少ないため比較的安価で収集することができる。
その反面コレクションをする以上は誰かから買うなり譲渡が必要なため、あまりニッチすぎると安価であっても市場に出回る可能性は低くなってしまう。
だから世界中の爪楊枝を集めようとしても難しいかもしれない(いや?意外といける?)。
でもコツコツ集めるのも楽しいんですよね。
後者は市場の大小に関係なくそれなりにコレクション達が存在するため希少なものや商品評価として価値が未だに続いているものに関しては高価で取引をされている。
私は後者を好んで収集をしている。
理由としては年が積み重なっているにも関わらず、価値が落ちないということはそれだけ商品として高品質である可能性があるからだ。
もちろん実際に精査した上で購入している。
また価格が低いものだと予定外のものまでついつい購入してしまうため、ある程度自らの審美眼を鍛える意味でもある程度の商品価値があるものを精査している。
それになぜこの物がこれほどの価値があるのか過去の出来事、データや口コミを調査するのが楽しいからですね。
あとはコレクターの性とも言える所有欲?があるためではないでしょうか。
希少・貴重・価値があるものを自分が所有している独占欲に似た感情が中毒性になるというよりか先天的にコレクターの血を遺伝子をもつものとして当たり前の感情でありなかなか他の人には理解されにくい当たり前ではないでしょうか。
そのためよく「妻に勝手にコレクションを処分された」なんてニュースやバラエティの特集は笑って見れず心底ゾッとしてしまうのも収集家とそうじゃない人の温度差でしょうか。
なぜカセットに手を出さないのか
さて、話しはそれてしまいましたが本題です。
「なぜカセットに手を出さないのか」なのですが、現在主に収集しているディスク形式のものと比較してみるとその理由が明らかになります。
比較対象は「箱・入れ物・パッケージ素材」、「故障頻度や寿命」、「スペースの関係」「コストパフォーマンス」、「現在の収集難易度」などに分けて考えていきます。
・箱、入れ物、パッケージ素材
ファミコンやスーファミ、64にゲームボーイ達、主に任天堂のゲームソフトパッケージに多い紙の箱。これは非常に保存状態を保つことが難しい。
チラシやポスター、台本や歴史的書物などいわゆる「紙物」は劣化しやすいコレクションの筆頭ジャンルです。
ほったらかすと黄ばみ、しまい込むと湿気でただれソフトを出そうものなら失敗すると紙製の箱は容易に折れ目が付き、しまいには破れる。
ライトの下に置くと焼け、水をこぼせば手遅れ。収納スペースがなくなり積み重ねようものなら潰れると弱点だらけである。
その点ディスク系のパッケージはCD、DVDの入れ物と同様にプラスチックケースに入っておりプラスチックではあるが紙と比べると圧倒的に耐久性と劣化に強い。
また紙の箱はパッケージはデザインが直接印字されているため劣化したとしても代替えが難しい。プラスチックケースは擦れするものの経年劣化はしにくい。
表紙などはケースに守られているのでケース破損を起こしてもCDケースやDVDケースのみ代替えが可能(元のケースにこだわる方は取り扱いに注意)。
・故障頻度や寿命
上記で記載した紙の箱の劣化もあります。
それよりも中身のゲームがプレイできないと意味がありません。
カセット形式のものは外のがわはあくまで中の電子部品を守るためのもの。
カセット内部や差し込み端子はとても繊細な精密機械で埃や汚れにめっぽう弱い。
私も昔それで数多のカセットのセーブデータ&故障を経験しました。
またカセットソフトにはセーブデータを保存するためのバックアップ電池があります。
この電池の寿命がくるとセーブが出来なくなってしまいます。
そうすると内部電池を変えなければいけません。
変えれるのであればと思ったそこのあなた!手先が器用で素晴らしい!
でもそんな方々ばかりではありませんよね?
失敗すると動かなくなるばかりか傷つけてしまう可能性もならいっそプレイできなくてもその保存状態のままでとなります。
現在はレトロゲーム互換機の内部記憶領域でセーブできるようになっているものもあるので便利でレトロゲーマーにとっても良い時代がきましたね。
修理技術には自信があるのですが如何せん経済的リスクを負う複数買いなどができないのでも失敗した時の代替えなどが困難なためです。
その内ジャンク品を修理、改造などガチャガチャいじってみたいな~
ディスク形式でも注意は必要
ディスク形式の中でも厄介なのが「帯の有無」である。これがなにかとコレクターを悩ませる。
私もゲームの収集にいそしんでいる中で何度も悩まされたというよりかはがっかりしたが正確かな?
凄く良く盤面も傷なしだけど「帯無いよ!」…がっくりです。逆に帯有るふおお~!ってなったのもつかの間「状態凄く悪いよ!」…これもがっくりである。
コレクションの中には「帯以外完璧品」と「帯付状態難有り品」の良い部分をミックスさせて完全版を作り出す猛者もいらっしゃいますがそこまでの経済力はないため良品探しは思いのほか難航する場合が多いです。
そのためレアゲームの帯のみなど付属品・パーツはそれ単体で高く取引されることもある。
ハガキもその対象となることもあり、ハガキは帯と違い外見では封入の際は記載があることが多いので参考にすると良い。
またお店によっては商品梱包の際に邪魔になるので中の説明書と一緒にして販売しているお店もあります。
逆にそんなお店は封入していたらラッキーだしそもそも帯の有無で値段を上下させないので安価で購入できる可能性がある。
しかし、中には帯有りの市場価格をパッケージがあればその価格だと勘違いしており帯無しで帯有り値段で高めの値段設定で販売しているお店もある。
まあお店の自由ですけどね。
妙に目が肥えてくると批評家のようにちげーよと思ってしまうコレクターの性。
その点PS2以降のゲームは帯無しなので楽!個人的にはハガキに執着なないので帯だけが悩みの種ですね。
説明書は欲しい。
【番外編】Huカードケースの加水分解
これは有名な話しなのでコレクターの方々の保存方法としてご存知の方多いと思います。
HuカードとはPCエンジンのソフトに使われたICカード型のROMカートリッジのことです。
Huカードプラスチックカードの表面は樹脂シートでコーティングされています。
しかし、HuカードとHuカード保護用に同梱されているケースが経年湿気で加水分解を起こしベタベタになり、くっついてしまうのです。
PCエンジンは欲しいですし、ベタベタ防止でHuカードをカードファイルなどで別々に保管すれば良いのですが、遊ぶ環境と市場価格で購入を渋っている状態です。
今やカードがIT化スイカなどで当たり前になりましたが当時のレトロな雰囲気も残しつつ未来を見据えたデザインがとても好きです。
それにコレクターの方々がファイリングして並べている画像をアップされているとやはり羨ましいですね。
カード収集みたいで集める喜びをくすぐるデザインでもありますね。
まとめ
タイトルにある通り「まだ」と書いたのであくまで今のところはということです。
コレクターである以上当然そのジャンルのコンテンツには精通していたい。現在抱える事情さえクリアできれば手を出していくつもりです。
簡単なところから始めようということです。
ディスクゲームはわりと近年の記憶媒体であり、市場価格も爆発的に上がっていない。
ある程度価値が認められていても中古価格として高いほう、もしくは販売当時の定価より少し高いかぐらいです。
ゲームの歴史はまだ半世紀足らず。
そんな中で数多くのゲームが販売され人気コンテンツになった。
コンテンツはこれからも増え続けると考えれば全て収集という選択肢より良いものだけを珍しい物だけを集めることのほうを私は選びました。
そのコレクションの中からブログで紹介するのですが、あくまで面白いゲームを紹介していきたいと考えていきます。
自称コレクターですが「コレクション」を紹介するほどの領域ではないので一つ一つ紹介していきます!
コレクターの中でも人それぞれにコレクター感があるように私の中のコレクター魂は進むべき道を今日も一歩一歩進むのであった。
それでは次もね~