クライマー、登山家は登山家でもアイスのクライマーとなればまた昇る条件も変わってくる。
足元は滑るし、滑った先に崖や穴があるかもしれない。
そんな危険をおかしてまで登りたい山がそこにある。
例えの代表的言葉「そこに山があるから」。
それほど山であったり冒険には人の本来の本能を試し、魅了する何かがあるのだろうか。
今回紹介するレトロゲームはそんな一旦を表現したアクションゲームです。
クリックすると拡大します
・アイスクライマー
ジャンル縦スクロールアクション プレイ人数1~2人・任天堂
・ハドソン(PC-8801/SR版、X1版)
・ハムスター(NSW版:アーケードアーカイブス)
・任天堂
・ハドソン(PC-8801/SR版、X1版)
・1985年1月30日(FC版)
・1985年(AC版:【VS.アイスクライマー】として発売)
・1985年10月(PC-8801/SR版)
・1985年11月(X1版)
・1988年11月18日(FCDS版)
・2001年12月14日(GC版:【どうぶつの森+】で配信)
・2004年2月14日(GBA版)
・2007年1月15日(Wii版:バーチャルコンソールで配信)
・2012年7月4日(N3DS版:バーチャルコンソールで配信)
・2013年4月27日(Wii U版:バーチャルコンソールで配信)
・2016年11月10日(NCMFC版:ゲーム本体に内蔵)
・2018年9月19日(NSW版:ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Onlineで配信)
・2019年2月22日(NSW版:アーケードアーカイブスで配信)
・FamilyComputer(ファミリーコンピュータ)
・AC(アーケード)
・PC-8801/SR
・X1
・FamilyComputerDiskSystem(ファミリーコンピュータディスクシステム)
・NintendoGamecube(ニンテンドーゲームキューブ)
・GameboyAdvance(ゲームボーイアドバンス)
・Wii(ウィー)
・Nintendo3DS(ニンテンドー3DS)
・Wii U(ウィーユー)
・NintendoClassicMiniFamilyComputer(ニンテンドークラシックミニファミリーコンピュータ)
・NintendoSwitch(ニンテンドースイッチ)
・有
・Wii、N3DS、Wii U:バーチャルコンソール
・NSW版:ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online、アーケードアーカイブス
・可愛らしいデフォルメがぴったりのキャラクターデザイン。
・アイスクライムを相場の不安定さや上へのスクロールで表現している。
・自然界を上手く使ってキャラクター、トラップ、ギミックを再現し良い意味で人間臭さがないフィールド。
アイスクライムの醍醐味と厳しさがデフォルメ化
本作はアイスをクライムするという意味で縦に上へ上へ繋がるエリアを登るスクロールアクションゲームです。
クリックすると拡大します
操作キャラクターは防寒着をきた可愛らしい双子の「ポポ」、「ナナ」。
スマブラにも登場し息の合ったコンビネーションを見せてくれます。
性別はブルーの「ポポ」が男の子、ピンクの「ナナ」が女の子となっています。
それぞれのブロック(山脈)を登りゴールを目指します。
フィールドにはブロックがプレイヤーの行く手を阻みます。
そのブロックをジャンプ頭突きで壊して進路を切り開いていきます。
ブロックの中には壊れないものや、上に登るための動くブロックの中にも壊れるものがあるので注意しましょう。
さらに行く手を阻むのはフィールドだけモンスターもいます。
クリックすると拡大します
アザラシのような「トッピー」はプレイヤーが壊したブロックを氷で修復する技を持っています。
これが厄介で中々登れないとまたブロックを塞がれてしまったり、その運んでくる氷に当たるとやられてしまいます。
そして鳥の「ニットピッカー」はジャンプが攻略の主なため天敵となる空中モンスター。
「ホワイトベア」は速やかに攻略を進めれば問題ありませんが万が一ある一定時間が経つと登場しコースを強制的に一段スクロールさせて退路を下への退路を奪ってきます。
敵キャラクターたちは可愛いのにやることは中々シビアというか野性的というか。
アイスクライマーに対して警戒心と自分たちの縄張り生活を守ろうとする健気な自然の力。
自然界の自然な抵抗に抗う、それこそアイスクライマー
アイスクライマーの基本は上に向かって壁に頭突きを行い頂上を目指します。
まあ実際は頭突きに見えるだけで手持ちのハンマーで破壊しています。
ハンマーはジャンプ時はブロック破壊、任意で横に振る場合は相手への攻撃に使えます。
このハンマーで動物を攻撃する際に動物は消滅せず頭がピヨピヨ状態で左右の空間(巣)に戻っていく姿が暴力的というよりかはアニメ的な表現で子供が見ても安心できる表現ができているのも可愛らしさの秘密ですね。
クリックすると拡大します
ステージのクリアは厳密に言うと頂上ではなく最初のブロック地帯を過ぎればクリア、後はボーナスステージとなり、頂上にいる「コンドル」捕まれば最高ボーナスとなります。
本作の「ドンキーコング」などに画面固定型アクションゲームにもよく似ていますが、最大の違いはアイスクライムだけに足場がおぼつかないところです。
それが魅力でもあり意外と簡単に見えてジャンプなどの制御も難しくステージが上がるにつれ足場や氷柱のトラップや雲などの動く足場の縮小による不安定が増していきます。
ですがステージセレクトもできるので初心者、特にキャラクターのデザイン的にも女性にも楽しめる作品となっています。
まとめ
アクションゲームでは敵のアクションやトラップ、ギミックなど人為的につくられた印象のものが多く登場します。
しかし、本作は自然界を上手く使い氷柱が自然に落ち、生物は環境を直し、侵入者に牙を剥く。
そんな純粋な反応を感じながら挑むアイスクライムゲーム。
自分ではできない体験をゲームにしてみんなに届ける。
そんなゲーム開発者の夢のようなものの実現に向けて奮闘する姿が目に浮かぶ作品です。
「大乱闘スマッシュブラザーズ」のアイスクライマーは「ポポ」と「ナナ」でコンビキャラとして出演しているため知っている人も多い知名度も多い作品です。
それでは次もね~