地球にもし異星人が攻めてきたら?
もしまだ見ぬ脅威に立ち向かうとしたら?
世界中が協力してその脅威に抗うとすれば?
いったい各国からどのような兵器が送り込まれるのだろうか。
考えただけでゾッとする。
戦いが終われば、その兵器の所有権で争いが起こるのではないだろうか。
果たして人類を守ったあと平和な時間が訪れるのだろうか。
地球に誓えるのでしょうか?
考えすぎだとにかく守ってから考えようや!
今回紹介するレトロゲームは母なる惑星をお守りするシューティングゲームです。
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・グラディウス(GRADIUS)
ジャンル横スクロールシューティングゲーム プレイ人数1~2人・コナミ
・シャープ(X68000版)
・アイレボ(PC版:i-revo)
・mixi(PC版:mixi)
・D4エンタープライズ(PC版:プロジェクトEGG)
・ハムスター(NSW版、PS4版、XboxOne版、Steam版)
・任天堂(NCFC版、NSW版)
・KDE(NSW版、PS4版、XboxOne版、Steam版、PCエンジン mini版)
・コナミ
・SPS(X68000版)
・任天堂(NCFC版、NSW版)
・ゴッチテクノロジー(NSW版、PS4版、XboxOne版、Steam版)
・エムツー(PCエンジン mini版)
・1985年5月29日(AC版)
・1986年4月25日(FC版)
・1986年7月25日(MSX版)
・1986年11月19日(PC-8801mkIISR版)
・1986年12月28日(X1版)
・1987年3月28日(X68000版)
・1991年11月15日(PCエンジン版)
・1996年3月26日(PS版、SS版:【グラディウスDELUXE PACK】に収録)
・1997年2月21日(PC版:【グラディウスDELUXE PACK for Windows】に収録)
・2002年12月2日(携帯版:【グラディウス完全版】に収録)
・2006年2月9日(PSP版:【グラディウス ポータブル】に収録)
・2006年3月1日(携帯版)
・2006年3月14日(PC版)
・2006年12月2日(Wii版:バーチャルコンソールで配信)
・2007年3月15日(DS版:【コナミ アーケード コレクション】に収録)
・2007年8月7日(Wii版:バーチャルコンソールで配信)
・2009年8月24日(PC版:mixiで配信)
・2010年6月16日(PS3版、PSP版:プレイステーションアーカイブスで配信)
・2013年5月8日(3DS版:バーチャルコンソールで配信)
・2013年5月14日(クラウドゲーム:GameNowで配信)
・2013年6月3日(クラウドゲーム:ひかりTVゲームで配信)
・2013年6月20日(G-cluster版)
・2013年10月2日(Wii U版:バーチャルコンソールで配信)
・2013年12月20日(PC版)
・2013年12月25日(3DS版:バーチャルコンソールで配信)
・2014年3月3日(PC版:プロジェクトEGGで配信)
・2014年4月16日(Wii U版:バーチャルコンソールで配信)
・2015年1月29日(PS4版:プレイステーションアーカイブスで配信)
・2015年9月30日(Wii U版:バーチャルコンソールで配信)
・2016年11月10日(NCFC版)
・2018年9月19日(NSW版:ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Onlineで配信)
・2019年4月18日(NSW版、PS4版、XboxOne版、Steam版:【アーケードクラシックスアニバーサリーコレクション】に収録)
・2019年8月15日(PS4版、NSW版:【VS. グラディウス】として発売)
・2020年3月19日(PCエンジン mini版)
・AC(アーケード)
・Family Computer(ファミリーコンピュータ)
・MSX(エム・エス・エックス)
・PC-8801mkIISR
・X1
・X68000
・PC Engine(ピーシーエンジン)
・PlayStation(プレイステーション)
・SEGA SATURN(セガサターン)
・PC
・携帯
・PlayStation Portable(プレイステーションポータブル)
・Wii(ウィー)
・Nintendo DS(ニンテンドーディーエス)
・PlayStation3(プレイステーションスリー)
・Nintendo 3DS(ニンテンドースリーディーエス)
・Wii U(ウィーユー)
・PlayStation4(プレイステーションフォー)
・Nintendo Classic Mini Family Computer(ニンテンドークラシックミニファミリーコンピュータ)
・Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)
・XboxOne(エクスボックスワン)
・PCエンジン mini(ピーシーエンジンミニ)
・有
・PS3版、PSP版、PS4版:プレイステーションストアで配信
・3DS版、Wii U版:バーチャルコンソールで配信
・PC版:プロジェクトEGGで配信
・NSW版:ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Onlineで配信
・装備やオプションなどシューティングゲームとして革新的なシステムを生み出した名作。
・場面ごとの音楽がスペース感があり世界観を盛り上げる。
・装備システムでシューティングゲーム初心者もプレイしやすい入門、お手本的作品。
ストーリー
母なる惑星グラディウス。
この美しき星に亜時空星団バクテリアンの侵略の魔の手がのび、激しい戦いを繰り広げていた。
その猛攻撃により絶滅の危機に瀕している惑星グラディウスは、最後の手段である超時空戦闘機ビックバイパーを発進させることになった。
めざすは敵要塞ゼロス。
この壮絶な戦いに終止符を打つには、敵軍の真っただ中へ進撃しその中核を壊滅させるほか手立てはないのだ。
さあ、発進だ!
ビックバイパーが今、壮大なる暗黒へ飛び立った!
「グラディウスポータブル」説明書より
装備を使いこなせ!装備におごるな!
グラディウスは本作で操作する戦闘機ではなく母なる惑星のことであり、その世代に本作を体験していなかった人は勘違いしやすいでしょう。
かく言う私もその一人。
本作の操作する戦闘機は「超時空戦闘機ビックバイパー」。
ストーリー上にもある通り敵要塞の中核を狙うと言うシューティングゲームではお馴染みのスターウォーズのデススター破壊作戦。
本作グラディウスの特徴は横スクロールシューティング。
そしてパワーアップアイテムの切り替えによる戦略的攻略です。
「パワーカプセル」と言われる赤いカプセルを取ることでパワーゲージが溜まっていきます。
パワーゲージは6段階あり任意でパワーアップボタンを押すことで段階ごとの装備を装着できるというシステム。
もちろんこれは一つ装備した後再度集めて別の装備を取得することでより戦闘機が強化されていきます。
重ねがけすることでパワーアップしていく装備もあり、より攻略の有利となります。
・スピードアップ(SPEED UP):自機のスピードがアップする。5段階まで強化可能。
・ミサイル(MISSILE):自機前方斜め下に発射し地面と接触すると地面をはうように移動するミサイル。
・ダブル(DOUBLE):自機前方斜め上にと前方にショットが同時発射できるようになる。
・レーザー(LASER):貫通力のあるレーザーが発射可能になる。
・オプション(OPTION):自機同様の武器を装備したオプション兵器。自機後方に最大4つ装備可能。
・バリア(?):自機前方に敵弾や敵との接触時の当たり判定を一定数防げるバリア。
しかしスピードアップなど場面によってはその速さが命取りとなり敵弾が当たってしまうこともあります。
つまり装備があろうとなかろうとある程度は実力次第。
シューティングゲームの醍醐味はちゃんと残しています。
オプションなどは最大4つということで縦に並べると広範囲攻撃、横に並べると5倍の威力の一点集中砲火と使い分けが攻略の幅を広げています。
ステージは全7面で構成されています。
ステージ1:火山
ステージ2:ストーンヘンジ
ステージ3:モアイ
ステージ4:逆火山
ステージ5:触手
ステージ6:細胞
ステージ7:要塞
本作ステージギミックに特徴があり、オカルト的な世界の不思議を詰め込んだ世界観となっており、未知なる宇宙世界を探訪しているような体験ができます。
超常現象、世界不思議系が好きな私としてはモアイのステージが良いですね。
モアイの意味を世界中の考古学者、探検家が未だに調査しているなかグラディウス内でモアイの存在理由を示してしまっています。
難易度はステージを進むごとに目に見えて入り組んでいたり障害物が多い、敵の攻撃が激しくなるなど理不尽さはなく初心者からでも安心して遊べる設計。
なによりシューティングゲームの初心者お断り感はなくパワーアップシステムなどある程度実力の伴わないところを補助するよう設計されており楽しく遊べます。
まとめ
シューティングゲームといえばパワーアップはあるものの装備やオプションのシステムは当時としては珍しく、グラディウスシリーズの名物的システムともなっています。
また横スクロールシューティングという表現も活かした地上に投下され地上をはうように動くミサイルなんかもシューティングゲームならではの死角となる下側の敵を排除する爽快感に変えているのも見事です。
本作はグラディウス進化の第一歩にしかすぎません。
その進化はゲーム業界やプレイヤーに多大な影響を今なお与え続けているのです。
グラディウスはアーカイブスや移植が多く、AC版やFC版などによってもコンテンツ内容、難易度が微妙に違うので遊び分けも面白い。
どれもグラディウスのパワーアップシステムが下地になっており、そのシステムの高い汎用性から長く広く遊ばれる作品となっています。
それでは次もね~