ゲームを楽しむ上で大体の人が訪れる飽き。
その理由は様々で単純に面白くなくなった、1週クリアしてある程度やったやり込みをするほどではない。
そもそもクリアができないなんてことも。
それでも飽きた理由がやり尽くした、かなりやり込んだという理由なら更なるやり込みや難易度、続編などを待ち望むことでしょう。
続編やファンディスク、新しいアップデートがあるとそのシリーズファンは再度やる気に満ち溢れる事でしょう。
今回紹介するレトロゲームは前作のシステムを復唱しながらも前作の猛者に叩きつける一見さん注意の高難易度の続編です。
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・スーパーマリオブラザーズ2
ジャンル横スクロールアクションゲーム プレイ人数1人・任天堂
・任天堂
・1986年6月3日(FCDS版)
・1993年7月14日(SFC版:【スーパーマリオコレクション】に収録)
・2000年3月1日(GBC版:【スーパーマリオブラザーズデラックス】に収録)
・2004年8月10日(GBA版)
・2007年4月1日(Wii版:バーチャルコンソールで配信)
・2010年10月21日(Wii版:【スーパーマリオコレクションスペシャルパック】に収録)
・2012年7月25日(N3DS版:バーチャルコンソールで配信)
・2013年8月8日(Wii U版:バーチャルコンソールで配信)
・2019年4月10日(NSW版:ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Onlineで配信)
・FamilyComputerDiskSystem(ファミリーコンピュータディスクシステム)
・SuperFamicom(スーパーファミコン)
・GameboyColor(ゲームボーイカラー)
・GameboyAdvance(ゲームボーイアドバンス)
・Wii(ウィー)
・Nintendo3DS(ニンテンドー3DS)
・Wii U(ウィーユー)
・NintendoSwitch(ニンテンドースイッチ)
・有
・Wii、N3DS、Wii U:バーチャルコンソール
・NSW版:ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online
・前作ファンへの挑戦状である高難易度なやり込み要素満載の続編。
・前作のパーツの大胆な使い分けで構成されたステージギミック。
・マリオ、ルイージの操作性が差別化され、また違った操作感で攻略可能。
ストーリー
キノコ達の住む平和な王国に、ある日、強力な魔法を操る大ガメクッパ一族が侵略して来ました。
おとなしいキノコ一族は、皆その魔力によって岩やレンガ、つくし等に姿を変えられてしまい、キノコ王国は亡びてしまったのです。
このキノコ達の魔法を解き、よみがえらす事ができるのはキノコ王国のお姫様ピーチ姫だけ。
彼女は今、大魔王クッパの手中にあります。
マリオは、カメ一族を倒してピーチ姫を救出し、再び平和なキノコ王国を築くために立ち上がりました。
テレビの中のマリオはあなたです。
このアドベンチャークエスト(遠征)を完結できるのは、あなただけなのです。
「スーパーマリオブラザーズ2」説明書より
前作よりパワーアップ(ステージ)して帰ってきた!
2Dのスーパーマリオブラザーズの基礎やシステムは初代で完成されており、あとはステージの構成でどのようにユーザーを楽しませるかその一点まで既にきていました。
そして本作では大きなグラフィックによる変更はありません。
しかし、前作に基礎が完成されていることもあってかマップに力を入れており、スーパーマリオブラザーズ最高難易度と言われる本作が完成しました。
追加点としては「マリオ」、「ルイージ」にそれぞれ違った個性の操作性を追加したこと。
「マリオ」はスタンダードなジャンプ力とブレーキ力でクセの少ない操作性。
「ルイージ」はマリオよりジャンプ力が高い代わりにブレーキ力が低く非常に滑りやすく。
雪の上をマリオは冬用タイヤ、ルイージが普通のタイヤでダッシュした時のブレーキ力と考えていただけると想像しやすいと思います。
それだけルイージに個性を出しながらも本作はブレーキの微調整が前作よりも重要度が高く、ルイージで挑むこと自体が鬼難易度へと跳ねあがらせることになります。
そして新アイテムとして「毒キノコ」の追加がされています。
毒キノコをとることで1回ミスとなってしまいます。
ただでさえ高難易度になったんだからサポートアイテムくらい増やしてもいいじゃないと思うところなのですが、そうは問屋が卸しません。
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敵も今まで水辺にしか存在しなかった敵も地上に配置することでより多様な判断と攻略方法を生み出しています。
イカが宇宙人のように宙に浮いたり、魚がトビウオやピラニアのように襲ってきたりと画面下も落ちるだけではなく、攻撃もくることを警戒しながら進む必要があります。
さらに「ドンキーコング」にも登場したスーパージャンプ台でよりジャンプの高さの重要性を引き出しています。
このように今あるパーツに少しの工夫で新たなものを提供できるという言い方悪いけど褒め言葉としては非常にコスパが良いゲーム設計です。
これが後の「スーパーマリオメーカー」でパーツを変えると「スーパーマリオブラザーズ」が無限の可能性があることが証明されました。
操作の仕方は知ってる前提!今必要なのは操作テクニック!
本作高難易度と言われるゆえんはコースの構成を難しくしたことです。
具体的には前作の高等テクニックを常に行い攻略することが必須になったということです。
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前作の高等テクニックは特にクリアに必須ではなかったものの隠しステージに行くために仕掛けや敵を使って大ジャンプをして画面上の隠し通路に行ったり。
連続して敵を踏むことでより高い場所に行ったり、無限1UP技、狭い空間での立ち回りなどエトセトラ。
前作をクリアした猛者に送るファンディスクのようなもので物語事態も目的に大きく動きはなく、ピーチ姫救出のためにクッパに立ち向かう構図となっています。
ステージは序盤から前作の最終ステージ…いやそれ以上の仕掛けが待ち受けています。
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ダッシュししゃがむそのスピードで大きなマリオ状態でも狭い場所を通り抜ける技。
敵を連鎖的に倒すテクニックと位置取り、タイミング。
乗ると落ちる床の対応。
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そのテクニックを使う機会が増えるため前作では高等テクニックを使い辿りつけた場所、ワープポイントとして配置されていた多くはボーナスポイントとして配置されています。
それだけ前作の裏技は裏技ではなく当たり前のテクニックとして存在するのです。
そして本作は隠しワールドが存在し、やり込んだ先にさらにやり込み要素があるため、マリオゲームをガッツリプレイしたい方はこれ一本で十二分に楽しめます。
まとめ
本作をオススメできるのは前作のクリア者か高難易度に自信がある猛者ですね。
初心者の方は前作「スーパーマリオブラザーズ」をオススメします。
グラフィックの進化や難易度が気になる方は他のシリーズをプレイしても良いですが、初代の雰囲気を残した最高難度のステージに挑みたい方には迷わず本作をオススメします。
それでは次もね~