【R-TYPE】溺れる者はわらをも掴む!掴んだわらをフォースにいざ反撃!

1次元、2次元、3次元。

今のところこの三つが我々の主要な次元。

ドラえもんでは4次元という別の空間に物を収納できる「4次元ポケット」が出てきます。

次元とは一体どこまで続いているのでしょうか。

よく通常では計り知れないという意味で次元が違いすぎるなどを使用しますが、そもそも次元が違うだけで強さには関係ないと思います。

今回紹介するレトロゲームは別次元の脅威に立ち向かうために次元の隙間へ出動するシューティングゲームです。

タイトル販売元開発元発売日フォーマットアーカイブス

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・R-TYPE(アールタイプ)

ジャンル横スクロールシューティングゲーム

プレイ人数1~2人

・アイレム

・ハドソン(PCE版、Wii版)

・セガ(SEGAMS版、Wii版)

・NEC-HE(PC-88VA版)

・サイバード(携帯版)

・マイクロソフト(Xbox版)

・Apple(iOS版)

・Google(Android版)

・KDDI(Android版)

・ワーカービー(Android版)

・Tozai Games(PS3版、PC版、NSW版、PS4版)

・コナミ(3DS版、Wii U版、PCエンジン mini版)

・JNNEX(Retro-bit GENERATIONS4版)

・アイレム

・ハドソン(PCE版、Wii版、3DS版、Wii U版)

・コンパイル(SEGAMS版、Wii版)

・NEC-HE(PC-88VA版)

・イスコ(MSX版)

・オペラハウス(MSX版)

・B.I.T.S(GB版)

・ラクジン(PS版)

・サイバード(携帯版)

・Tozai Games SouthEnd Interactive(Xbox版、PS3版、PC版、NSW版、PS4版)

・ワーカービー(Android版)

・エムツー(PCエンジン mini版)

・1987年7月1日(AC版)

・1988年3月25日(PCE版:【R-TYPE Ⅰ】として1~4面収録して発売)

・1988年6月3日(PCE版:【R-TYPE Ⅱ】として5~8面収録して発売)

・1988年10月1日(SEGAMS版)

・1988年10月(PC-88VA版)

・1988年12月9日(MSX版)

・1989年6月9日(X68000版)

・1991年3月19日(GB版)

・1991年12月20日(PCエンジンCD-ROM2版:【R-TYPE COMPLETE CD】として発売)

・1998年2月5日(PS版:【R-TYPES】に収録して発売)

・1999年3月21日(GBC版:【R-TYPE DX】として発売)

・2001年10月25日(PS版:【R's BEST R-TYPES】として発売)

・2002年11月5日(携帯版)

・2004年3月18日(携帯版)

・2004年12月15日(携帯版:【R-TYPE 完全版】として発売)

・2006年12月13日(Wii版:【R-TYPE Ⅰ】として1~4面収録して発売)

・2007年1月23日(Wii版:【R-TYPE Ⅱ】として5~8面収録して発売)

・2009年2月4日(Xbox版:【R-TYPE Dimensions】としてXbox Live Arcadeで配信)

・2009年5月19日(Wii版:バーチャルコンソールで配信)

・2010年8月26日(iOS版:アップルストアで配信)

・2011年9月12日(Android版:グーグルストアで配信)

・2012年3月1日(Android版:グーグルストアで配信)

・2012年4月6日(Android版:【R-TYPE for GALAXY Note】としてGALAXY Note SC-05Dに収録して発売)

・2012年5月17日(3DS版:【パチパラ3D 大海物語2〜パチプロ風雲録・花 希望と裏切りの学園生活〜】に収録して発売)

・2013年11月21日(PS3版:【R-TYPE Dimensions】としてプレイステーションストアで配信)

・2014年2月26日(3DS版:バーチャルコンソールで配信)

・2014年4月30日(Wii U版:バーチャルコンソールで配信)

・2018年12月13日(PC版、NSW版:【R-TYPE Dimensions EX】として配信)

・2018年12月20日(PS4版:【R-TYPE Dimensions EX】として配信)

・2018年7月5日(Retro-bit GENERATIONS4版:Retro-bit GENERATIONS4に収録して発売)

・2020年3月19日(PCエンジン mini版:PCエンジン miniに収録して発売)

・AC(アーケード)

・Sega Master System(セガマスターシステム)

・PC Engine(PCエンジン)

・PC-88VA

・MSX(エムエスエックス)

・X68000

・Game Boy(ゲームボーイ)

・PC Engine CD-ROM2(PCエンジンCD-ROM2)

・PlayStation(プレイステーション)

・GAMEBOY COLOR(ゲームボーイカラー)

・携帯

・Wii(ウィー)

・Xbox(エックスボックス)

・Nintendo 3DS(ニンテンドー3ディーエス)

・PlayStation3(プレイステーション3)

・Wii U(ウィーユー)

・PC

・Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)

・PlayStation4(プレイステーション4)

・Retro-bit GENERATIONS4

・PC Engine mini(PCエンジンミニ)

・有

・PC版、NSW版、PS4版:【R-TYPE Dimensions EX】として配信

本作のセールスポイント

・フォース、波動砲などステージギミックとかみ合った攻略を楽しめる。

・ステージギミックや入り組んだステージなど敵を変更するだけではなくステージそのものの趣向を変えているので各ステージ新鮮に楽しめる。

・グラフィックの緻密さと奇抜なデザインでSFをより高みで演出している。

ストーリー

22世紀初頭

栄華をきわめる人類の前に、突然、ソレは現れた。

 

その鼓動は次元の壁をも突き破り、生物、鉱石、電子装置などあらゆる物に寄生し、増殖する。

外惑星系のほとんどを食い荒らし、食指を地球に伸ばしたソレを、人々は悪しきものどもーー

❝バイド❞と呼んだ。

 

人類は、次元戦闘機❝R9❞を完成させ出撃させたが、一機の帰還も確認されていない。

人類にできることは、残されたR9に新兵装を追加し、次元の隙間へ送り込むことだけだった…

「R-TYPES」説明書より

次元を超える寄生生物バイドを食い止めろ!

登場機体

本作の設定として次元の壁を突き破り、侵食していく脅威「バイド」に立ち向かうために「R9」という戦闘機で対抗しようとする人類。

しかし、それのみでは対抗できず、バイドの切れ端を使った兵装で本シリーズの特徴とも言える兵装「フォース」を用いて再びバイドに挑むお話し。

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「フォース」は戦闘機と合体が行える兵装で、前方、後方任意で合体分離が行えます。

フォースはシューティングゲームで言うところのコアのような存在でそれ自体から攻撃を放つことができます。

前方はもちろんのこと、後方に合体することで前方と後方同時に攻撃を行えるため手薄な後方をカバーすることができます。

これだけだと後方だけで良いと思いますが前方にフォースを取り付けることで前方への攻撃力が通常ショットと合わせて大幅にパワーアップするので使い分けることが攻略の大きなポイントです。

またフォースはレーザークリスタルを取ることで3段階までパワーアップします。

クリスタルには種類があり、以下の通りです。

クリスタルの種類

・レッド(対空レーザー):フォースを合体させた方向に強力なレーザーを発射。

・ブルー(反射レーザー):3方向に発射し地形に接触すると反射するレーザー。

・イエロー(対地レーザー):上下に発射され地形をはうように進むレーザー。

クリスタルを2個以上獲得すると、レーザーの射出を行うことが出来ます。

チャージショットも当時は特徴的であり、ロックマンのようにショットボタンを押し続けることで「波動砲」を撃つことができます。

ビット」はフォースを元に開発されたユニットで自機の上下最大2個まで装備することができ、攻撃を行います。

連撃ミサイル」は2発同時に発射され、追撃するミサイルを撃つことが出来ます。

このように本作は装備やフォースの出し入れを駆使しつつ攻略を進めていきます。

本作は全8ステージで構成されています。

ステージ1:遭遇

ステージボス:ドブケラドプス

 

ステージ2:生体洞

ステージボス:ゴマンダー

 

ステージ3: 巨大戦艦

ステージボス:グリーンインフェルノ

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ステージ4:前線基地

ステージボス:コンバイラー

 

ステージ5:巣

ステージボス:ベルメイト

 

ステージ6:輸送システム

ステージボス:無し

 

 

ステージ7:腐敗都市

ステージボス:ブロンク

 

ステージ8:バイド帝星

ステージボス:バイド

本作は様々な装備と入り組んだステージ構成が売りで、敵弾からの攻撃を避けるだけにはとどまらない、シューティングゲームというよりかはSFシミュレーションのような臨場感があります。

本作の世界観設定は様々な次元のものに寄生するバイドという存在がステージを奇怪なものにしている。

鉱物や生物は本来適切な場所、環境に存在するが、それを一同に集めて寄生してしまっているのでステージはとてもグロテスクなデザインとなっており、見る人に魅力とある種の不快感を与える。

様々な生命が寄生しあって誕生した世界。

それを想像でここまで作り上げるなんて!

実際はこのようになるかは分からないのでスタッフの趣味趣向が入り混じっており、変態的作り込み(良い意味で)が垣間見えます。

しかし、だからこそ本作は寄生する生物への脅威や生命力を感じる。

地球のものは環境によって生死すら問われるが、寄生生物はどんなものでも貪欲に吸収をして生きながらえる。

バイド自身テクノロジーが凄くて様々な次元に入り込めるというよりかは、宇宙に適応し、様々な次元でも生きながらえるように進化しているのでしょう。

本作はそんな生きる鼓動までも感じさせる、生きた要塞に飛び込んでいく感覚で楽しめます。

兵装やステージギミックなどゲームデザインのバランスが良いため理不尽ということはないが難易度は高くやりごたえのある一作です。

まとめ

起死回生の一手として製作された本作はヒット作品どころかシューティングゲームの歴史、基礎、お手本のようなシステムを作り上げています。

敵だけではなく、敵の作り上げた要塞ですら脅威となる作り込まれた地形。

シューティングゲーム全般が背景は凄いが地形の当たり判定などが画面端上下にしか存在しないものも多いので、他と比べると本作がどれだけ作り込まれているか、アイレムにとって勝負に出た作品だったのか。

プレイしてみれば一目瞭然です。

しかし、起死回生の一手にしては少し、マニアックなデザインだと思うのですが、そこがヒットの要因だったのでしょう。

GB版も存在しますが、こちらもハード容量の規制など吹き飛ばすほど細かいグラフィックと作り込みが行われています。

ただGB版だと独特の気持ち悪いグラフィックは伝わりにくいです。

GB元版でプレイが難しい方は3DS版の「パチパラ3D 大海物語2〜パチプロ風雲録・花 希望と裏切りの学園生活〜」に収録されていますので是非。

またHD画質や3Dでプレイしたい方は「R-TYPE Dimensions」がオススメです。

このように再収録、リメイク、アーカイブス配信が行われる今なお愛され続ける作品です。

それでは次もね~

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