【クルクルランド】遠心力で金塊探しの追いかけっこアクションゲーム

クルクル、クルクル回る。

もし突進して急に曲がり角で方向転換したかったらみなさんどうしますか?

一度止まる、ブレーキをかけながらドリフトのようにカーブを描くか。

最速でスピードを落とさず方向転換するには、腕を曲がり角を掴みそこを支店としクルっと曲がる。

これが最短、最速の曲がり方、直進しかできず、足も止められないならこの方法しかありません。

今回紹介するレトロゲームはそんな超突進と回転を利用してステージをクルクル回る金塊探しゲームです。

タイトル販売元開発元発売日フォーマットアーカイブス

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・クルクルランド

ジャンル固定画面アクションゲーム

プレイ人数1~2人

・任天堂

・シャープ(eコンセプトZaurus版)

・任天堂

・ソニックパワード(eコンセプトZaurus版)

・ハムスター(NSW版:アーケードアーカイブス)

・1984年11月22日(FC版)

・1984年12月(AC版:【VS.クルクルランド】として発売)

・1992年4月28日(FCDS版)

・2001年10月19日(eコンセプトZaurus版)

・2001年12月14日(GC版:【どうぶつの森+】に収録)

・2004年5月21日(GBA版)

・2009年3月10日(Wii版:バーチャルコンソールで配信)

・2013年6月12日(N3DS版:バーチャルコンソールで配信)

・2013年11月20日(Wii U版:バーチャルコンソールで配信)

・2019年5月15日(NSW版:ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Onlineで配信)

・2019年6月28日(NSW版:アーケードアーカイブスで配信)

・FamilyComputerDiskSystem(ファミリーコンピュータディスクシステム)

・FamilyComputer(ファミリーコンピュータ)

・SuperFamicom(スーパーファミコン)

・NintendoGamecube(ニンテンドーゲームキューブ)

・GameboyAdvance(ゲームボーイアドバンス)

・Wii(ウィー)

・Nintendo3DS(ニンテンドー3DS)

・Wii U(ウィーユー)

・NintendoSwitch(ニンテンドースイッチ)

・有

・Wii、N3DS、Wii U:バーチャルコンソール

・NSW版:ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online、アーケードアーカイブス

本作のセールスポイント

・クルクル軽やかに曲がり角急カーブをゲームに応用した意欲作。

・金塊を揃えるとマークが完成する楽しみ。

・後半に進むほどパズル要素も増えてくるアクションゲーム。

遠心力を使って金塊を探す?どうやって?

本作は「グルッピー」というグルっとするのが宿命のような風船のようなボールのキャラクターが主人公となります。

この主人公はグルグルランドに宿敵「ウニラ」というウニのゴジラでしょうかハリセンボンのような敵が金塊を隠してしまいます。

その隠された金塊を見つけるのが本作の目的です。

ステージの中を上下左右に進むのですがこの進み方が本作のゲームシステムのきもであり、特徴となります。

グルッピーは移動手段が少し特殊です。

直進は自動で行われ、方向転換にはステージに設置された「ターンポスト」と言われるポールに手を伸ばしてそれを中心にクルっと回って移動します。

つまりグルッピーは止まることができないのです。

そのためどの方向のバーに手を伸ばしてグルッピーを操るかが重要な攻略のポイントとなります。

適切に上下左右に手を伸ばしてグルッピーを操作しましょう。

ちなみにステージ端にぶつかると逆方向に弾き返されます。

ステージでは時間内に金塊を手に入れなければならず、適切に操作し時間との戦いになります。

しかし、行く手を阻むウニラの存在があります。

上手く方向転換ができないのでウニラに対抗するためには方向転換しつつ常に「電撃波」を発生させウニラを牽制しながら金塊を探します。

電撃波を浴びせたウニラを体当たりで壁にぶつけると倒すことができるため壁付近にウニラがいればステージを自由に使うため積極的に狙っていきましょう。

ウニラはブラックホールを巣としており、そこから発生してグルッピーを襲ってくる厄介な相手です。

ちなみにウニラは「大乱闘スマッシュブラザーズ」のアイテムとしても登場しています。

本作の金塊の隠し方はとてもユニークでパズルゲームのように金塊を全て見つけると特定のマークになります。

慣れてくると形を予想できると事前に形が分かるため繰り返しプレイすることで時間短縮でスコアを伸ばすことができます。

操作に慣れが必要でハリウッド映画の崖から落ちて突きだしてるバーに掴まった時にかかる勢いぐらいあります。

うわぁぁぁぁぁぁぁ」、「ガシッ」、腕ブラ~ン、「ぐぬぬぬッ!」、「ぬおッ!」という具合に。

こんなにも腕を遠心力にさらせば肩が外れるかもげる。

しかし、そんな現実で起きる遠心力とこれだけの遠心力を左右に振っても腕がもげないという非現実が混沌と混ざり合うのがテレビゲーム。

現実すぎても面白くない、非現実すぎても理解できない。

非現実を理解できる人間の想像力というか妄想力は本当にたくましい。

発明とはないものを創造し作ること。

ゲームソフト一つ一つが発明なんですね。

本作もそんな大多数が創造しえないゲームシステムを体験として世間に認知させた作品と言えるでしょう。

まとめ

本作は進めば進むほどアクション性とプラスパズル要素が織り交ざって楽しみ方が広がるステージ構成。

金塊を集める遠心力の攻略性と金塊でマークを完成させる達成感。

自動直進ゆえの瞬発的でハラハラするアクション性。

アクションとパズルを閉じ込めたクルクルアクションゲームです。

任天堂 1984年11月22日

それでは次もね~

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