こんにちは、DAISUKEです。
この季節がやってまいりました。
2018年と年も明け、新たなアニメ三昧の日々。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
昨年のアニメも振り返りつつ
今期も2~3話視聴した上で私のおすすめアニメを紹介していきます!
それでははりきって!
目次
おすすめアニメ11選
恋は雨上がりのように

ノイタミナ枠注目の恋愛アニメ。
主人公の「橘あきら」がアルバイト先の店長に恋をする最近流行の枯れ専アニメ?
うそうそ!容姿見た目だけではなく大人の魅力にほだされる女の子の純愛ラブストーリーです。
制作はWit studioなだけあり、とても美しい心理描写も本作の見どころでもあります。
個人的にはAimerがEDテーマを歌うのだから見逃せないところではあるのですが、元々原作漫画はその少女漫画のような絵柄に惹かれるものがありました。
タイトルにもある通り雨と雨上がりの表現は圧巻です。
雨に打たれて濡れた髪の毛は艶っぽく艶めかしくうねり非常に色っぽくドキっとします。
雨上がりはただ雨が上がるだけではなく前向きな進展がある時など辺りの景色がパーっと開けてそれはまるで別世界にいるようです。
主人公はとにかく店長が好き好きであり、年相応の淡い恋心はキュンキュンします。
その割に女性としては珍しく積極性があり、二人の距離が縮まるのにそう時間はかかりません。
本作の見どころは歳の離れた男女がいかにして自分たちの恋や気持ちを貫けるのかが重要なポイントでしょう。
刻刻

ノーチェックだったのですがOP、EDを私の好きなアニメーター梅津氏が担当していることで興味を注がれ視聴した。
OP、EDは素晴らしい!特にEDが気に入り、梅津氏の真骨頂、可愛さとアダルトさとミステリアスの融合した描写がたまらない。
アニメはある時間の切り取られた世界に入り込み、時間が停止したような世界に入り込む能力のお話し。
時間停止というとやりたい放題のイメージがあるが、この作品ではその時間停止の世界にルールがあり、それを破るものは管理人に始末されるという。
そのルールの中でいかに立ち振る舞うかが見ものだ。
今期のダークホースとなるか!?
からかい上手の高木さん

好きな子にからかいたくなる。だいたい男子が女子にちょっかいかけることに比喩されるが、この作品はその逆バージョンの好きな男の子をからかいたくなる女の子とからかわれる男の子のお話し。
からかえるのも女の子が可愛いから許せるんでしょ?
確かに高木さん可愛いです。
しかし、高木さんはそれだけじゃない。ラストの落ちが毎回ドキっとする。ただ意地悪なのではなく人間として魅力的な立ち振る舞いがドキっと思わせる。
西片くんがドキドキするのもわかります。そんな毎回数々の巧妙な手口を使って西片をからかう高木さんは器用だけど恋心を伝える手段としてはあまりにも不器用で、からかいに西片くんを集中させるあまりその真意に気づいていないなんとももどかしく、むずむずとこそばゆい二人だけの世界が描かれています。
番外編としてからかい上手の元高木さんが連載されていて読んだのですが、高木さんは大人になってもからかいが大好きですが、そのからかい方が子育てをする方に非常に参考になるのではないかというぐらい巧みに娘を操るその手口は母親としての温かさすら感じます。
ゆるキャン△

ゆるシリーズにキャンプもの登場!
外でゆるーくキャンプするアニメです。
私はここで気になったのは声優の配役…私の大好きな声優東山奈央がキャストでいるのですが、東山奈央アウトドア趣味のアニメに起用されすぎ!
アウトドア声優かって!「ばくおん!」のバイク、「ろんぐらいだぁす」の自転車、「みりたり!」の戦車、「さばげぶっ!」のサバゲー、「のうりん」で農業、「ヤマノススメ」では山登り、今回はキャンプとまさにアウトドア声優の道まっしぐら…嬉しいんですけどね。それにしても結構出てるなと。
作品の紹介に戻ると流石趣味物アニメなだけあってキャンプに興味がそそられる解説や背景描写などが緩くも丁寧に描かれている。
大塚明夫によるキャンプ豆知識の豪華解説あり。
最初からみんなでキャンプではなく、段々とキャンプを通して繋がりが深くなっていく心温まるお話の数々が本作の魅力です。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン

戦場から帰還したまるで戦うための道具のような主人公ヴァイオレットが戦争が終結した新たな世の中で自分の心を見つけていく物語。
ヴァイオレットは自身の主人である少佐が戦場で死の際に残した言葉の意味が分からないでいた。
意味は分からないが道具として奉仕してきたヴァイオレットにとって少佐が自分にのみ特別に伝えた言葉だというのはわかった。
戦争が終わり身寄りのないヴァイオレットは少佐の友人であり、戦争後自動式人形サービスを営む社長に雇われる。
自動式人形サービスとは手紙を代筆する仕事。
自動式人形サービスの仕事を通してまるで人形だったヴァイオレットが少しづつ人間らしさを表していく様がとても新鮮で人との繋がりかたの発見があります。
少女は求める少佐に貰った「愛してる」の意味を…
ポプテピピック

某クソ漫画がクソアニメ化!
1話は本当にクソアニメ!このアニメの本質を理解する意味での捨ての1話が見事に炸裂しアニメ業界の度肝を抜いた!
30分アニメと銘打ってその実15分アニメを放送した後に最速の再放送を実施するという異例の放送形式。
それもただの再放送じゃない。
主要声優を入れ替えての再放送という実験的で破天荒な本作。
毎回どんな声優が登場するのが楽しみであり、声優によってまったく違うキャラの解釈で演じられる唯一無二の作品となった。
しかも微妙に再放送とネタの挟み方を変えてくるのが憎いところである。
その内、声優同士や声優の卵のアフレコ教材となりえるかもしれない。
なんにせよクソアニメにはかわりはなく、唯一許される作風である。
誤解のないように最後に一言「これは豪勢に作り込んだクソアニメ」であると。
だがしかし2

だがしかし2は今回なんと「たくのみ。」と合同のグルメ枠で15分の縮小版…ボリュームダウンと思いきや!
時間が短いのでこっちのほうがボケと突っ込みの間合いにスピードがありむしろパワーアップしていた。
さらに作画も変わりあまり女の子を可愛すぎないちょっと変態チックなのがまただがしかしの漫画の世界観にあっていてこれもグッド。
思わぬパワーアップに改めてギャグは間合いとスピード感が大事だと感じた。同じ内容でもここまで違うものになるなんて思いませんでした!
宇宙よりも遠い場所

タイトルだけ聞くと宇宙より遠いって何?と思うが南極のことである。
本作は南極を目指して青春を謳歌する4人の少女たちの物語。
何か高校で青春したい少女と母親を探すために高校生活を南極に行くことに賭けた少女が出会い物語はスタートする。
南極への切符はご都合主義で意外とすんなりと手にする。
だが描きたいのは人との繋がりや彼女たちの積極性が時にはご都合主義と言われるまでの奇跡のような展開が生まれるそんな結びつきを大切にした作品だ。
斉木楠雄のΨ難(2期)

週刊少年ジャンプ連載のエスパーギャグ漫画。
主人公の「斉木楠雄」は生まれつきの超能力者だが万能なようで実はとんでもなく間が悪い。
そんな彼と周りの個性的なキャラクターがおりなす災難な日常を描いている。
作画も原作に合わせてそれほど見栄えがしない点もなかなか良くテンポや演出で最大限にボケと突っ込みを繰り広げている。
化物語などで華麗な長台詞と淡々としたボケを披露した神谷浩史。
本作でも主人公の斉木楠雄を演じており、その流れるようなボケ&突っ込み&フォローの流れはコントのように心地よく、淡々としている割にはギャグが染み込んでくるためかなり笑える。
その他多数のキャラクターはそれぞれ個性と持ちネタのような展開があるので見ていて飽きない。
たくのみ。

だがしかし2と共同枠で放送されている後半15分のシェアハウスで暮らす女性OL達の様々な感情をお酒という形で塗り替えていく酒ライフ!
たくのみとは家で飲むだけにあらず!人との交流や飲む場所によってお酒の持つ力や意味、影響など軽快ではあるが大事なことは必ず押さえていてわかりやすい。
自分の気持ちでお酒を飲み、自分だけの時間を過ごし、時にはその喜びを共有する。
そんなありそうでなかったある意味現代っ子風のお酒の楽しみ方が詰まった作品です。
ダーリン・イン・ザ・フランキス

キルラキルからリトルウィッチアカデミアと次々とヒット作を生み出すアニメ制作会社「TRIGGER」とSHIROBAKOや凪のあすからでお馴染みの「A-1 Pictures」の共同アニメーション作品。
会社は違えどロボットものはグレンラガン以来?のそうそうたるスタッフでの今期の大作。
フランキスと呼ばれる男女一組で乗り込み操縦するロボットがこの作品のキーとなる。
フランキス搭乗者として鳥かごの中で使命を背負う子供たち。
それぞれに男女の適正者がフランキスの操縦士として搭乗する。
ボーイミーツガールというよりはヱヴァンゲリヲンなどのシンクロなどの相性が重要となってくる。
それは果たして絆の力か愛の力か…
感情表現を大胆に見せるTRIGGERならではのド直球で分かりやすく、だけど心に重くのしかかる。
絵柄、デザインは非常にスタイリッシュだがテーマは非常にディープな内容となっており先の大どんでん返しが期待できる作品。
アクション監督にキルラキルの今石監督が担当しているだけありロボットの動作が非常に生き生きと表現されている。
このあたりが感情パートとアクションパート、日常パートを激しく使い分けるTRIGGERならではのオリジナリティが発揮されています。
それに加えA-1 Picturesの計算されたような練りに練られた展開。
果たして対極の表現技法をもつ両社が手を組んだら破綻するのか、もしくはとんでもない化学反応を起こすのか。
数々のオリジナル作品で勝負してきた両者だからこそのビッグタッグ!
これは目が離せませんよ!
まとめ
今期全体的に人との繋がりや心の揺れ動きが物語の重要要素となっている作品が良作になっている。
それだけアニメーションのみで表現できるレベルや幅が広がってきている。
中には表現の自由を暴力的に使ったアニメも存在するが(誉め言葉)只々くだらないアニメにならずアニメーションにする意味がある作品が多く観れる。
ただ原作を動かすのではなくまったく新たな解釈で作品をアニメーションという形に当てはめている。
このクオリティを維持できるかはやはり私も含めて消費者にかかっています。
好きな作品は共有し、輪を広げる。
結果アニメーターに還元され今後も素晴らしい作品が才能が開花すると嬉しいですね。
それでは次もね~